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第15話

 ベッドに横たわると、桐江は再び孔を解し始める。 「僕は、どうすれば良いんですか?」  自分ばかりが気持ちよくされて、桐江には何も奉仕できていない。これでは篠塚の時の二の舞だ。  桐江から落胆されれば立ち直れない。桐江は、しかし何もしなくていいと言う。 「ここ、しっかり解さないと危ないから。力を抜いて、気持ちよくなってて」 「でも……あ、ん……そこは、恥ずかしい」 「今だけはね」  とっくに痴態を晒しているが、それでもまだ羞恥心は消えない。桐江に孔まで触られるとは想像していなかった。  まさか、最後までしてくれようとしているなんて、本当に夢じゃないのか。  目が覚めれば鬱血の痕も何もなくて、たった一人の朝を迎えるのではないのか。  浴室で手淫され、快楽の絶頂を味わった。  自分は桐江が気持ち良くなることは何もしてないのだから、このまま終わればかなり自分勝手なやつになってしまう。  桐江は性欲を発散したいだけなのかもしれないが、それでも最後に桐江と繋がれるなら本望だ。  この人になら乱暴にされたっていい。でもきっとこの人は他人をぞんざいに扱ったりしないと確信している。  足されたオイルが肌に触れた瞬間はひんやりと冷たい。ぬるぬるとした感触が少しだけ気持ち悪いと思っていたら、指が一本挿れられた。 「んっ」 「雪乃、ゆっくり息を吐いて」  促されてふぅ……と息を吐く。それに合わせて桐江の指が奥に穿たれる。 「中、キツイね」  桐江は一度指を抜き起き上がると、雪乃を仰向けにさせ、両足を目一杯開かせた。 「脚、自分で持てる?」 「は……はい」  容赦なく露わにされた中心がひくひくと揺れる。  孔まで丸見えの状態にされ、その上両脚を開げたまま自分で支えろと言われてしまった。  浴室とは違い部屋は薄暗いが、桐江から雪乃の恥ずかしい部分ははっきりと見えているはずである。  脚を支える手が震える。凝視している熱を感じるのだ。それでも嫌ではないから脚を更に拓く。  再び桐江の指が差し込まれると、とんでもない違和感に苛まれた。  自分の中で指が蠢いている。オイルが中でグチュグチュと卑猥な音を立てているのに、さらにオイルを足された。 「ん……くっ……」  腰から逃げてしまう。   それでもズブズブと指一本を丸ごと咥え、中で探るような動きをされると、「ひゃん」と情けない声が漏れる場所に辿り着いた。 「ここだね、雪乃の気持ちいい場所」 「は、ぁぁぁ……んんっ」  執拗に押さえられ、捏ねられ、声を我慢することも出来ない。体の奥がむずむずと疼く。脚を押さえている手を離してしまう。 「まだ、支えてて。もっと解さないと、俺のが挿れられない」 「あ、はぁ……ん……でも、そこばっかり擦られると、僕、また……」 「いいよ。何度でも達して欲しいし」 「でも、でも……待って、あああ……っ!!」  指一本でイってしまった。自分の腹の上に白濁が放たれる。それでも桐江は行き着く間も無く指を注挿させる。  二度も達した体はどんどん感度が増していく。屹立を触られなくても絶頂を味わえる雪乃の身体をもっと開発したいと、桐江は愉しんでいる。  指はいつの間にか二本に増やされているし、足先にまで刺激が奔流し、力んでしまう。それでも浮いてしまった腰を自ら揺らし、桐江の指を追いかけた。  早く桐江の男根を挿れて欲しい。指だけでこんなにも感じているのに、あの太く固く反り返った凶暴とも言える男根で突かれれば、一体どんな感じなのだろうか、想像もできない。  桐江は体勢を変え、雪乃の脚の間に顔を埋める。 「え、桐江さん……何をして……んんんっ!! まっ、そんな……あああ!!」  桐江は口に雪乃の屹立を含み、舌で舐め回す。  じゅうっと吸い、じゅぽっじゅぽっと淫靡な音をわざと聴かせてくる。  屹立がしとどに濡れているのまで、しっかりと感じ取れた。目をキツく閉じれば余計に神経が中心に注がれ、他に意識を向けることも阻まれる。  桐江は口淫をしながら指で孔を解し続ける。長い二本の指で中を掻き混ぜられ、奥の気持ちいい場所を刺激され続けている。  前も後ろも同時に責められ、とてもじっとしていられない。  少しでも感覚を和らげようと腰を捩らせ逃げようとするも、気持ち良さのあまり自ら腰を揺すっていると思われてしまったようだ。  その証拠に、桐江は屹立を扱く手に力を込め、亀頭を強く吸う。激しい刺激に、雪乃は嬌声を上げながら腰を突き上げ、桐江の喉元に白蜜を飛ばした。

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