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第6話 ツンデレ彼氏

なぁ、聞いて? 俺は、今腹が立って仕方ない。 いきさつはこうだ。 千秋と付き合って、俺の体は開発されまくり。 ちんぽ大好きアナルで、すっかりイキやすいエロい男の体になった。 それはいい。 ただ、腹が立つ事に、千秋のやつ、俺に合わせて射精してた事が判明した。 はぁ? 何それ。 俺の為に、調整して。 自分の欲望を抑えてたとか。 ふざけんなよ。 千秋のくせに生意気。 俺で童貞捨てたくせに。 それで俺は、千秋に詰め寄った。 そしたら、 「はぁ? 何、うぬぼれてんだ? 俺はただ、自分が一番気持ちいいセックスしてるだけだが」 って答えた。 そんな訳あるかよ。 説得力がない。 俺は知っている。 洗濯物は妙に几帳面に畳むくせに、変なところで見栄張ることも。 千秋の性根は、ドSの俺様。 ガンガンに突きまくって、俺をいかせるだけいかせたら、せせら笑いを浮かべ、見下しながら射精する。 そうしたいのが、手に取るように分かる。 とは言っても、千秋も頑固。 全く折れない。 なら、お前の思うようにやってみろ、となった。 ベッドで裸で抱き合う。 すぐに、ベロちゅう。 舌が絡み合い、よだれが滴る。 腹が立っていても、気持ちいいものは気持ちいい。 すぐにスイッチが入り、身体が熱を帯びて火照る。 男が無性に欲しくなる。 千秋は、それを察したように、俺を抱き寄せながら、熱い肌をぴったりと押しつけた。 俺は、睨みつける。 千秋は上から言う。 「……勘違いすんなよ。別にお前のためじゃねえし」 ぶっきらぼう。 「じゃあ何のためだよ」 って聞いたら、 「……俺がそうしたいだけだ」 ってそっぽ向く。 まぁいい。 なぜなら、もうすでに千秋はたくましいものを俺の腿に擦りつけてる。 確かに、ガチガチになったちんぽは嘘つけない。 でも、やっぱり気にはなる。 触れ方が妙に正確。 俺がどこで息を止めるか。 どこに触れられると力が抜けて、腰が勝手に浮くか。 どうされると声を我慢できなくなって、甘い喘ぎが漏れちゃうか。 全部知ってる。それを実践してくる。 指先で乳首を軽く摘まんで転がしただけで、俺の背中がぴくんと跳ねるのを、ちゃんと見てる。 脚の付け根をゆっくりと撫で上げて、敏感な袋を優しく揉みしだきながら、先端を親指でぐりぐりと刺激してくる。 俺の弱点であり、大好きな前戯。 やがて俺の我慢汁で、千秋の指はぬるぬる。 それを使って、後ろの穴をこじ開けてくる。 その手慣れた動きに、俺は堪らずに、喘ぎ声を上げた。 「……お前、わざとだろ。俺が感じるとこばっか」 って言ったら、 「何が」 って。 すっとボケ。 「やばっ……そこばっかり……あっ、んっ」 「たまたまだ」 絶対嘘。 ドS俺様ムーブ。早くしてこいよ。 でも来たのは、もう一度。 まったく同じところ。 指を少し深く押し込んで、内側の柔らかい部分を念入りに圧迫してくる。 迷いのない前立腺攻め。 身体が勝手に跳ねて、穴がぎゅっと締まる。 そしたら千秋、ほんの少し口元を緩めるんだ。 「……やっぱここか」 って。 「バカ……そんなのとっくに知ってんだろ……また、そこ……やめ……そこばっかっ……てか、はやく挿れてこいよ。前戯がなげぇんだよ」 「うるせぇ……今から挿れんだよ。いいか、俺が挿れたいから挿れんだぞ?」 「んなこと、分かってる。はやくしろ、お前のちんぽガチガチじゃねぇか……可哀想に」 って。 可哀想ってなんだよ。 俺は、何言ってる? 何で千秋のちんぽに情が湧いてんだ? 俺が少しパニクってると、千秋も変なことを言い出す。 「お前のアナルだって……ヒクヒクして……めちゃくちゃ可愛い……好き」 はぁ!? 俺のアナルがなんだって? 可愛いとか。好きとか。何それ。 お尻の穴だぞ。 恥ずかしくて耳が猛烈に熱い。 「いいから、挿れろよ!」 「あ、ああ、分かってる……」 千秋もなんか調子を崩したまま、熱い息を耳元に吐きかけながら、ゆっくりと腰を押し込めてくる。 太いものが、容赦なく埋まっていく感覚。 奥まで根元まで飲み込まれた瞬間、千秋の息が乱れる。 最初はあんなに余裕ぶってたくせに。 ゆっくり擦り始める。 始めは浅いとこ。 次第に奥へ。 そして、最奥まで突き刺す。 そのうち、俺が我慢出来なくなる。 「やば……あっ、そこ……」 「平気か」 「平気……だって……んあっ」 「ほんとか」 「お前、いつもそればっかり……んぁっ……お、俺の心配より、自分がしたいようにしろよ……あっ、バカ、気持ちいい」 って、快感に抗いながら必死の抵抗。 「心配なんてしてねえし……これが、俺のしたいセックスだし」 って即答しながら、でも腰の動きは少しだけ優しくなる。 でもすぐに、また深く、激しく突いてくる。 やっと、己の欲望に従うのか? と思った矢先。また。 俺の敏感なところを、わざと狙って、ぐりぐりと擦り上げてくる。 で、俺が少し苦しそうな顔をしただけで止まる。 背中を撫でて、汗ばんだ肌を優しく撫で回しながら、 「……無理すんな」 って。 「お前、結局、俺のことばっか気にかけてねぇ?」 「してねえって言ってんだろ……俺が気持ちいいだけだ……」 それからまた続いて。 熱い肉棒が、ねちっこくアナル膣で上下運動を繰り返し、快感が積み重なっていく。 とうとう俺の方が耐えられなくなって、千秋の肩にしがみついた。 「……もう、だめ……いっちゃう……」 って言った瞬間。 千秋の顔まで一気に崩れる。 「っ……俺も……一緒に……!」 って。 声まで震えて、腰を深く押しつけたまま、熱いものをどくどくと中に解き放ってくる。 俺も同時に、身体をびくびく痙攣させながら、前の部分も、ところてんのように千秋の腹に白いものを吐き出した。 なんなんだよ。 結局、俺と同時じゃないか? 俺に合わせて果てやがって。 「お前なぁ……」 恨み節でも聞かせてやる。 そう思って千秋の顔を見て固まった。 え? 甘い息を、はぁはぁ、させて、宙を見て幸せに浸っている。 てか、めちゃくちゃ、満足してね? 俺がじっと観察していると、千秋のやつ、急に俺から顔を逸らす。 「……何見てんだよ」 「別に……」 って俺が答えると、 「見るな」 って。 「なんで」 「顔が熱い……くそ」 だって。 耳まで真っ赤。 さっきまであんなに余裕ぶって俺を犯してたくせに。 なんでこんな負けた顔してる? まさか。 こいつ、俺と一緒にいくのが好きなのでは? それが性癖。 そう考えると腑におちる。 執拗な攻め。その理由。 俺のイキ顔を眺めながら、心身ともに満足して果てる。 くそ、マジか。 こいつ、ぜったいそうだ。 俺は無性に愛おしくなり、思わず唇を奪った。 思わずつぶやく。 「……なんか、お前って可愛い」 直ぐに、 「殺すぞ」 って睨まれた。 でも、その手はものすごく優しい。 乱れた俺の体を丁寧に拭いて、溢れた精液を優しくぬぐって。 髪まで直して。 「寒くないか」 って聞いて。 最後には俺を腕の中へ引き寄せる。 「これは、お前の為のか? それとも俺の為?」 って聞いたら、 しばらく黙って。 「……うるせえ。寝ろ」 って。 それでも俺が胸元に顔を埋めたら、追い出さない。 むしろ背中をぽんぽん撫でてくれる。 「……なんか、疑って悪かったな。お前って、俺と一緒にいくのマジで好きなんだな?」 って小さく言ったら、 「……うるせぇ、別にいいだろ……いいから、早く寝ろって言ってんだろ」 って。 否定しないんだよ。 むしろ顔真っ赤で、何やら恥ずかしそう。 俺は、ぷっ。と吹き出し、頬を摺り寄せる。 「……じゃあ、次も一緒でいいぜ」 「ふん、お前が、そうしたいなら、してやるから」 だってさ。 俺の苛立ちは、いつの間にか嬉しさに変わってた。 ……こういうツンデレ彼氏、可愛いよな?

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