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第2話
「あいつ、どういうつもりだよ……」
彰二の爆弾発言を受けた直後、ちょうど仕事の休憩時間が終わってしまい、言葉の真意を測れないまま仕事に戻ることになった。
しかも、頭を切り替えようとした矢先、彰二からさらなる攻撃を仕掛けられた。
「仕事終わったら、ディナーデートしような!?」
内容があまりにあり得なさすぎて、思わず声に出して読み上げてしまい、周りの注目を集めた。
「あ、すみません」
頭を下げていると、隣の席の楠田志桜里 がくすくす笑いながら声をかけてきた。
「彼女さんですか?」
「ち、違いますよ、はは……」
よりによって、憧れの人に聞かれてしまった。
誤魔化し笑いしながら正面に向き直り、どう返信すべきか頭を悩ませる。
どう考えても、あいつは軽い冗談のつもりで。
だが、大翔の考えを真っ向から否定するように、彰二から追い討ちをかけるようなメッセージが続けてきた。
「言っとくけど、もう俺と大翔は、付き合ってる前提だから?」
もう、何が何だか分からない。
彰二は今まで、異性としか付き合ってこなかったし、無論大翔もそうだ。
でもそういえば、彰二はなぜか大翔が誰かと付き合う度、いつもと違う態度を取っていた気もする。
「いや、まさかな」
独りごちて、彰二のメッセージに返信を打つ。
デートはしないけど、話はしないといけない。
返信したら速攻で彰二からハグをしているスタンプが送られてきて、何なんだよ、あいつ、と頭を掻いた。
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