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第4話

ホテルの部屋はすごく綺麗で きっといつもの俺だったら内装を見てはしゃいでいただろう お互い無言で部屋に入って 荷物を下ろすとショウさんと目が合う 「……っっ」 心臓がはち切れそうに鼓動している ショウさんは俺の方に近づくと頭を優しく撫でた 「外寒かったですよねお風呂入りましょっか?」 出会った時からここに来るまで感じていたが確信に変わった、この人凄く優しい人だ 気を使って貰うのは申し訳ない 「あ、の…俺準備はしてきてて…」 外は暗かったが部屋の中は明るく顔の赤さを隠せない、そっか と呟くとショウさんは俺を抱きしめて額に唇を落とした ビクっと身体が跳ねる 「コウさん身体冷たいじゃないですか、俺も冷えちゃったんで…ねっ!」 半ば強引に浴室へと誘導される 大の大人2人でお風呂 しかも初対面こんな体験中々出来るもんじゃない 洋服をたどたどしく脱いで浴室に入ると暖かい湯気がふわっと全身を包み込む 「寒かったですねー」なんて笑って話しかけてくれるショウさんにガチガチに固まっていた身体も心も溶けていく、きっとそれを見越して俺をお風呂に誘ってくれたんじゃないかな…そう思うと少しだけこの後の事も安心する 2人で湯船に入ると少し窮屈でお湯がザパッと流れ出た 「少し狭かったですかね?」 後ろから抱きつく様な形で俺を抱きしめるショウさん、そうだよなこんなにリラックスしてるけどえっちする為に来たんだ、意識するとまた顔が熱くなっていくのを感じる 「コウさんはなんで俺を選んでくれたの?」 「その…俺、あんまりこういうサイト分からなくて……フられた後だったから勢いで」 口が滑った、完全に気が緩んでいた俺の大馬鹿野郎 ここは正直に答えなくても良いだろ! 絶対困らせた、穴があったら入りたい…いや今日入られるのは俺の穴だ…… ショウさんはまじまじと俺の顔を覗き込むと ニコリと笑って少しだけ抱きしめる力を強くする 「辛かったね。」 この人は俺が言って欲しかった言葉をこんなにも簡単に見透かして… 初対面なら笑い飛ばしてもいい内容を こんなに真摯に受け止めてくれるなんて 黙り込む俺を包み込むように抱きしめてくれる『この人にだったらいいのかも』 「ショウさん」 向き合う様に身体を動かすとショウさんはそのまま唇を合わせる 舌を絡め艶のある音が浴室に響く ショウさんの舌が俺の上顎をくすぐると「ひぅ…っ」と声が漏れた 唇を離すとお互いの唾液が糸を引き生々しさを引き立てる 「ベッド行きましょうか。」

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