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第16話:♥
はっきり言って
準備だけでここまで凄いとは思わなかった、身体は脱力してるのに心臓はバクバクいってる
これからどうなっちゃうんだろう、と一息つくのもつかの間ショウさんは備え付けのバスローブを羽織ると濡れている俺の身体をひょいと軽々持ち上げベッドへ移動し、バスタオルで優しく拭いてくれた
髪の毛から足の先まで大事に 大事に 宝物の手入れをするかのように
「無理させちゃったよね ごめんね」
しゅんとした顔!!激レアなんじゃないかな?普段が格好いい狼だと例えるなら今は上目遣いの小型犬みたいだ、これは許さない人なんて居ないと思う
ノリノリだったので本当に悪いと思ってるのか甚だ疑問ではあったが俺も俺で実はお風呂での1件、期待をしてしまっていたのは口が裂けても言えないし語彙力が無くて同じ事しか言えないのが悔やまれるが本っっ当に凄かった。
ショウさんは俺と一緒にベッドに腰掛けて向かいあわせに座り俺の髪の毛をくしゃりと撫でるとじっと見つめて「このまま今日は俺の事だけを見ていて」と言った、その顔が反省とは違うどこか哀しそうに見えてしまって気がついたら俺もショウさんの頬に手を添えていた
綺麗な黒い瞳と長いまつ毛、透き通る白い肌に見惚れていると頬に添えた手はショウさんの手に包まれていてじんわりと人の温かさを感じた
愛だとか恋だとかは分からない
でも俺はショウさんの事きっともっとよく知りたいと思っている。
ショウさんと暫く見つめあっていると「口 開いてるよ」と啄むようなキスをされにこりと笑いかけられる
ズルいなぁ
「俺も明日休みだから今日はゆっくりしようね?」
『しようね』は何処に掛かっているのかな
そうだよな…俺から誘ったんだ断れなんてしないし逃げない。
それは義務感でも誰かの代わりでもなくて
この人と繋がりたいと思っているから
なんて、遊びの関係で重いよな……
だからこれはショウさんには伝えない
優しい彼はきっと俺に気を使ってしまう
ちゅっ
俺の方からキスをするとショウさんは一瞬驚いた顔をしたけどお互い目を閉じると深い深いキスへと変化していく
ショウさんとするキスは気持ちが良い
口の中を優しく舐められて息継ぎをする事も忘れてしまう、お互いにお互いを感じて舌先で相手の温度をゆっくりと確かめ合うとそのままショウさんは俺の首筋に舌を這わせた
「ん…っ」
思わず声が漏れてしまい自分の口元を手で隠すと
顔が熱いのを感じる、また真っ赤になってしまっているのか……
ショウさんはそのまま俺を押し倒し胸に口をつけツンと尖り立って熟れた突起を舌先で転がす
「は、うぅ…っ!」
頭に電流が走ったかの様だった、身体を仰け反らせるとショウさんは「まだこれからだよ?」と言って笑った
胸の突起を弄ばれているとするするとショウさんは馴れた手つきで俺のアナルに触れる、ローションはさっき一緒に洗い流してしまったのでそのままの蕾の表面をすりすりとくすぐられるとショウさんの指にぴっとり吸い付くのが分かって恥ずかしい
「お、しり…きもちぃ」
「もっと気持ち良くなろうね」
知ってる、半月前に経験した快楽は気持ちいいを軽く越していた、今日も軽く周りを触られただけでこんなに気持ちいいのに朝までゆっくりなんてどうなっちゃうんだろう
ショウさんはサイドテーブルに用意してあったローションの蓋を開けて中に入っている粘度のある液体を手にとるとゆっくり穴の周りを弧を描く様に撫でた
ぬるぬるとした感覚で背筋がゾクゾクしてもっともっとと腰を浮かしてしまう
ショウさんの指は男らしく大きな手で指はスラッと長くてとても綺麗だ、そんな綺麗な指が俺の後ろに触れている
ゆっくり弄ぶ様に後ろを撫でられ続けているともどかしくて堪らなくなる
もっと、もっと甘い刺激をください
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