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19微睡みのパンタシア①
とうとう10月を迎えた。
地下闘技場の湿った鉄錆の匂いを脱ぎ捨て、会員制クラブ『イシュタル』の裏口から喧騒へと足を踏み入れる。
煙草の煙と高級香水の甘い饐えた匂いが混ざり合う夜の帳。
出勤早々、お上の色打ち掛けやピンストライプを羽織る暇もなく、珍しく名指しでの指名が入ったとの報を受け、俺はスーツの裾を直しながら指定のテーブル席へと向かった。
そこに腰を下ろしていたのは、東京セクターの乾いた照明の下、しばらく見る機会のなかった懐かしい顔だった。
「あ~、兒玉さんじゃん」
「よ。久し振り~!」
伊達眼鏡の奥にある細められた瞳が、こちらに向けて気易く、そしてどこか品のある微笑みを投げかけてくる。
兒玉隆司。
短く刈り揃えられた清潔感溢れる短髪に、上流階級の気品を隠しきれていない整った容姿。
世界を規定する魔人の血を引くハーフ、紛う方なき上位アルファの青年。
「俺を指名なんて、何か用?」
「久し振りに会うからお喋りしたいなと思ってね」
「ふ~ん。あ、ちょい訊いていい?」
「? なんだい?」
俺は、おろしたての高級ソファの背もたれに182センチのムチムチとしたバルクを預け、何気なく言葉を投げかけた。
「俺ってブス?」
「へ?」
「いや、黄金のドールの奴らもそうだけど、結構な割合でブスとかゴリラとか云われると自己概念がブッ殺される訳よ。まあこんな筋肉達磨オメガ、周りのきゃわいいオメガと比べたらそう見えるのも仕方ねぇけどな」
地下で大人の世界の暴力と歪んだ洗礼を浴び、己の肉体の価値などこれっぽっちも理解していない俺のダチョウの脳みそが、純粋な疑問として吐き出した言葉。
対・堕竜特殊衝撃吸収型の特注メンズブラに雄っぱいを強力に締め付けられたまま、俺がめんどくさそうに頭の後ろを掻くと、兒玉さんは少し驚いたように眼鏡の位置を直した。
「僕が思うに、オメガはこうあるべきってガチガチの固定観念の奴らがそうやって貶してるだけで、君は充分魅力的な人だと思うよ」
「それ口説いてる?」
「えっ」
「冗談だよ。有り難う。ふは、兒玉さん顔真っ赤! かっわいい~」
「か、からかうなよ~」
その高潔なアルファの頬がみるみるうちに沸騰していく様を眺めてクスクスと笑っていると、背後のパーテーションの隙間から、何やらガサゴソと不穏な生命サインが這い上がってきた。
「あ、こ、兒玉さん……ッ」
「ホントだ、兒玉さんだぁ~」
「兒玉さん、久し振りじゃん」
声のした方を見れば、別のお客様の給仕接客から戻って来る途中だった、高円寺アパートの蛮族──コミンジ5の面々だった。
特に167センチの小柄な身体にDV男の素質を孕んだ慶太が、朝からホチキスをガチガチ鳴らす時とは打って変わり、何やらもじもじと落ち着かない様子で此方のテーブルを凝視していた。
(ははぁ~ん、な~るほどぉ♡)
他人の求めるままに生かされてきた海月のような俺の脳内役員が、その瞬間にニヤリと悪戯なハッキングコードを弾き出す。
「慶太~、俺の代わりに兒玉さんの相手して~」
「は、はあ!?」
「え、真宵君?」
俺は兒玉さんの耳元にすっと身を寄せ、慶太の可愛らしい(?)秘密をいたずらっぽく耳打ちしてやった。
途端に兒玉さんは全身をガッチガチに硬直させ、顔を耳の裏まで真っ赤に染め上げて、まるで油の切れたアンドロイドのようなぎこちない動きに変わった。
分かりやすいのぉ。
俺は隣にいた斗真と武臣の分厚い肩を剛腕でガシィッと抱きかかえ、そのまま引きずるようにしてその場を離れた。
ツンツンヒロインの慶太と、純情な兒玉さんを二人きりの絶対領域にして、俺は社交より給仕の仕事に戻ることにしたのだ。
「そっかぁ~、あのミー君がねぇ~」
「ヨッチーが空気読むとか明日雨が降るんじゃねぇ?」
「俺はいつだって空気の読める男です~」
背後で武臣たちのドライな笑い声が、焦げ付いたレバーの味のする夜の店内にのんべんだらりと溶けていった。
◆
「俺もさぁ~モテちゃってモテちゃってこまってるからぁ~」
「うん」
「それにさぁ~悪いけど好みじゃないっていうかぁ~?」
「うん」
「こういうの困るんだよなぁ~参ったなぁ~」
「うん」
「だからさぁ、君の気持ちには応えられないっていうの?」
「うん」
「え?? 早くない? 引き下がるの早くない? 物分かり良すぎじゃない?」
「うん、だってそのラブレター俺が書いた訳じゃねーしな。果たし状かと思ってたし」
「え??? え??? またまたぁ~!! でもここでフッたら男が廃るっつーの? だからお試しで彼氏になってやるよ!」
「うん……うん??? なんて???」
「じゃあ俺達今日から期間限定の恋人同士な!! よろしくナオっち!」
「は? は~~~~!?」
それは、実りの秋から凍てつく冬までの期限が、世界システムのペナルティのように迫る10月のことだった。
ある日、高円寺アパートで慶太から「これお前にだってよ」とうさんくさそうに渡された手紙を読み、俺は見知らぬ候補生からファタモルガナ学園のフランス式整形庭園へと呼び出されたのである。
重い腰を上げ、「ヤンキー同士の果たし状か……」と、ヨレヨレの赤ジャージを羽織ってのこのこ間抜け面を晒しながら行ってみれば、そこに立っていたのは、恐らく身長は160センチちょい、だが横幅の質量は俺以上の体重は同じ82キロくらいは余裕であるであろう、丸々と肥えたおデブさんだったのである。
そうして、会話は冒頭の不条理なルールへとロールバックする。
うむ、つまり俺に彼氏が出来たのだ。
これが巷で云うところの好きピ、略して「ピ」なのか?
恋愛とは、えてしてこのように脳みそのネジが吹き飛んだ状態で始まるものなのか?
今まで檻の中で自堕落に、能動的に快楽だけを享受して生きてきた俺にとって、純愛などという透明な概念は無縁で程遠いものだと思っていたのに、まさかこんなクソゲールールのような形で彼氏(期間限定)が出来るとは、夢にも悪夢にも思わなかった訳で。
因みに俺以外のコミンジ5のクソバカ共は、いつの間にか全員彼氏が出来ている(しかも慶太は、あの兒玉さんをしっかりと射止めているのだ。俺の空気読みハッキングに感謝しろ)。
しかし、期間限定の彼氏とやらと、これから一体何をすれば良いのか皆目検討もつかない。
そもそも、あの古風な悪戯ラブレターは、俺の褐色ムチムチボディを面白がった生徒か候補生の、底意地の悪いバグのような罠であろうことは予想がついていた。
──一方その頃、ファタモルガナ学園の候補生詰所。
「隼人、あのゴリラスカーフェイスからラブレター貰ったんだってな!?」
早くそのおピンクな続きを聞かせてくれと言わんばかりに、興奮気味に身を乗り出してきたのは、隼人の候補生仲間Aだった。
「ぷっ! 今時ラブレターかよ!」
余りにも奥ゆかしいというか、現代のWebフォーマットの波から遅れたやり方に、思わず缶コーヒーを吹き出す候補生仲間B。
「長大な斧を振り回すダルジャンの最高機密(ドラコ)どもが、あのスカーフェイスのケツの孔に骨抜きにされてるって噂だぜ? そんなオメガ、他に聞いたことねーよ! 服の上からでも分かるくらい雄っぱいもでけーし、身体もムッチムチだし、お前とんでもねえ掘り出し物を見つけたなぁ~!」
「良いなぁ~。俺も頼んだらヤらせてくれっかな~」
「やめとけって! 魔人のラット化メーターが爆発して、ストリート風にハイタッチしながら肉の消しゴムのカスに殺されるぞ!! つーか隼人ヤバくね? 大丈夫?」
「な~に云ってんだよチミ達! 俺はドラコ相手でも屈しない、華麗に動ける男だぜ?」
おデブな候補生──隼人は、その無駄に白い歯をキラリと覗かせて満面の笑顔をキメながら、親指を力強く立てたのであった。
◆
──悪戯ラブレターの件から、あっという間に1週間が経った。
俺達の恋人ごっことやらは、特に何の進展もおピンクな展開もなく、学校帰りに途中まで一緒に並んで歩いたり、高円寺の寂れたゲーセンに寄って、俺が自慢の動体視力と軟体ポテンシャルを無駄遣いしてクレーンゲームでフィギュアやぬいぐるみを根こそぎ取ってあげたり、ラーメンを泥臭く啜ったり、カフェでホイップ山盛りのパンケーキをお茶代わりに突っ込んだりと云った、ごくごく普通の? 乾燥した恋人のやり取りだった。
その間にも、もしかして本当に少女漫画みたいに惚れる波が来るかも? と少しだけ期待してみたが、俺のダチョウの脳みそは1ミリも心を動かさなかった。
と云う訳で、俺は新宿の雑踏のなか、「もう充分楽しんだろ? 良いんじゃない?」と隼人に問い掛けた。
「え?」
「いや、期間限定の彼氏だったよな? もう1週間もなるし──ごっこ遊びも充分だろ?」
俺がことを急いたのには、切実な理由があった。
ダルジャン組のドラコ達だ。
狂犬ナハトなんか、俺と隼人が並んで歩いているところにばったり出会した際、隼人が「あ、『俺の』ナオっちがいつもお世話になってま~す!」などと特権階級の地雷を踏み抜く馴れ馴れしい挨拶をしたものだから、正にビルを圧壊させる大怪獣のような目付きで一瞬隼人を睨みつけた。
その後、張り付いたような無表情になると、俺の黒髪ポニテを一瞥して、チッと大きな舌打ちをカマし、「ああそう、そりゃ御勝手に仲良くどうぞ」とだけ吐き捨ててその場を去っていった。それ以来、廊下で出会って声を掛けても完全無視。10代後半の絶対強者のくせに、実家のおかんの如く拗ね散らかしているのである。
人格破綻者のモルドレッドは「クハハ、いいじゃねェかァ!」と笑顔の裏で面白がっているし、雪肌のジーヴァは何故か絶対零度のオーラで一人称をバグらせて不機嫌だし、紅蓮のミハイルは隼人を物理的に轢き殺さんばかりに金色の双眸を血走らせて睨み付けるし、ヤンデレのテオドアは肩を竦めて俺にそっと「でも僕は諦めないからね」と耳打ちして立ち去る。
ピンクリーゼントのアクシャラは「ヘッ」と意味深に竜牙を覗かせて立ち去り、拾われたばかりの野犬テロアは「俺のアニキが他の男にィ~~!!」なんて脳汁と鼻水をぶち撒けながら天を仰ぎ、関西弁のアンヘル教官は「ま、マジか……付き合うたんか、俺以外のヤツと……」と、脳細胞をチェーンソーで引き裂かれたような顔で呆然と立ち竦んでいた。
それらの大物の嫉妬のガソリンを見て、何故かマウントを取った気になって優越感に浸る隼人の態度がマジでウゼェしで、俺は兎に角このお役所ペナルティのような四面楚歌から解放されたかったのである。
「た、確かに期間限定とは云った……けど、、」
「けど?」
俺が足りない頭で首を傾げると、隼人は俺の目の前、この新宿の人通りの多い交差点のド真ん中で、腹の底から声を張り上げた。
「や、ヤらせてくれ~~!!」
ドォォォン、と言語汚染災害のような絶叫が響き渡る。
嗚呼、穴があったら入りたいとはまさにこの事か。
「おい馬鹿!! 人が居んのにそんなこと大声で云うんじゃねーよ!!」
「嫌だ!! 別れる前に一発だけ!! 先っちょだけ!!」
「お前なぁ……」
俺が呆れて刈り上げポニーテールの髪を掻きながら、さてこの肉団子をどう処理するかと思案しようとした、その刹那だった。
「なぁ~はっはっはぁ! だが! 俺は負けない! とう!!」
なんと隼人の巨体が、目の前で時速100キロの猛スピードで左右に華麗なステップを踏み始めるではないか!
何故そんな原始的な儀式を始めたのか全く持って理解出来ないが、兎に角、その超質量が迫り来る光景に俺が本能的な恐怖を感じたのは確かだ。
「ああ!? 速い!! 動けるデブ!! 動けるデブだ!! くそ! 俺の動体視力をもってしてもコイツの華麗なステップが見切れねぇ! なんか残像で分身して見える!! 怖い!! 誰か助けて!! 分かった!! 1回だけ!! 1回だけだかんな!?」
前を通せんぼされたなら、普通に後ろに逃げたら良かったのに、あまりの不条理な恐怖に脳味噌がミキサーで混ぜっ返されて、冷静な判断回路がバグ終了していたのは事実だ。
「やったー!!」
嬉しそうに跳ねる隼人に、哀れなような、苛つくような、複雑な重油の味が胸の奥に芽生えたのも確かで。
◆
夜。
俺は隼人を伴って『イシュタル』のVIP通路を進み、オーナーである宗像のおっちゃんの管理室へと向かった。
「おっちゃん~指名入ったから部屋開けて~」
うんざりした顔でキーカードを要求する俺を、おっちゃんだって煙草を咥えたまま気怠げなダミ声で出迎える。
「え~、ナオちゃん。意外とストライクゾーン広いんだねぇ~。楽しんでね~! はい、キーカード」
(俺は人の見た目に拘ったことは無いが。何しろ地下闘技場で嫌と云うほど金持ちの傲慢なおっさんどもを前立腺で鳴かせ、10数人のグカ一味をケツの孔でチワワに変えた経験があるので、さっさっと終わらせたかったとは云え、とうとうこのおっちゃんにまで誤解されるのは何か……心にくるものがあった)
(高円寺のクソバカ蛮族の慶太や武臣、斗真は「このまま付き合っちゃえば良いじゃん!」と部屋の万年床の上で無責任なこと宣うし、常識の盾である炉舞とノチェルオは「直忠、本当に大丈夫?」と心配してくれたが……ここまでなあなあにして、中出しのバーゲンセールを許してきた俺のガバガバな責任があるのは確かで。なので、この1回で全ての因果律にケリをつけようと決意した)
イシュタルの完全隔離防音の専用部屋にキーカードをかざして入ると、隼人は途端にハァハァと獣のように息を荒くし始めたのが伝わってきた。
──一方、その頃。
地下のモニター室では、ダルジャン組のドラコたちがイシュタルの監視カメラの最高機密システムをハッキングし、大画面の前で二人の様子をつぶさに観察していた。
「おい、こんなコトしていいのかヨ?」
アクシャラが呆れた様子で、ピンクのリーゼントを揺らしながら溜め息を吐いた。
「クハハ、あの肉団子と直忠のセックスだぜェ? こんなハッピーで愉快なイベント、そうそうねぇだろうがよォ」
モルドレッドがギザ歯をカチカチと鳴らし、愉快そうにクックックと喉を鳴らした。
「アニキぃ~~!!」
拾われたばかりの白竜テロアは、早くも涙と鼻水にまみれた顔で画面に縋り付いて嘆いている。
相変わらず額に青筋を立てて殺気を放つナハト、不機嫌の極みで氷を周囲に明滅させるジーヴァ、プライドの炎を燃やすミハイル。この理不尽な現実から目を背けようと関西弁で呪詛を吐くアンヘル。そしてテオドアだけは、うふうふと第三の目の裂け目をギラつかせ、肩を揺らして嗤っていた。
俺は隼人をベッドに座らせると、すでに肉圧でテントを張っているスボンのファスナーを引き下げながら、給仕のプロの口調で微笑みかけた。
「じゃあ取り敢えず1発抜いておきましょうね~。もうギンギンで辛いだろ?」
「は、はひぃ……!」
「童貞?」
「ど、童貞っす!」
「だよなぁ~。まあお兄さんに任せなさい」
そう云いつつ、俺は自分の服の裏のシックスパックを隠したまま、彼のボクサーパンツを割り込み、隆々と勃起したちんぽを剥き出しにさせて取り出した。
──モニターの奥、直忠の182センチの肢体が艶めかしく躍動する。
直忠は、隼人の粗末なギンギンペニスの雁首に、ちゅ、ちゅ、と吸い付くように優しくキスを施した。
それから、そのオメガフェロモンの染み付いた赤く柔らかな舌で、裏筋からカリ首までをべろりと濃厚に舐め上げると、隼人がヒィッと息を飲んだのがスピーカー越しに聞こえた。
その瞬間──
『おい、もうイってんじゃねーか』
『ひ、はひぃ……♡』
まだ挿入(い)れてもいないのに、少し舌で擦られただけで容易く白濁液を噴出した雑魚ちんぽを見て、『あ~あ、えっちなんだから』と直忠が煽るように悪戯っぽく、流し目で笑うと、隼人は顔をかあっと林檎のように赤らめた。
『……っ!』
この16歳の青年の、地下闘技場仕込みの蠱惑的なお色気ハザードに脳の許容量をバグらされ、イッたばかりだというのに、隼人の下半身は半勃ち所かさらに太く完全に狂い勃起していく。
直忠はその潤んだ眼を細め、喉の奥を大きく開いてそれを美味しそうに丸呑み(イラマチオ)で咥え込んでいった。
じゅぽっ、じゅ、じゅぷぷ、ごぶ……と、粘液の絡み合う淫猥な水音が静かな個室にどこまでも生々しく響き渡る。
『ん、ふ、……っ』
直忠は鼻腔から甘い吐息を漏らしながら、隼人のペニスの裏筋を下から上まで執拗にねっとりと舐め上げると、じゅうう、と亀頭の先端を壊れるほどの圧力で吸い上げた。
『く──……ッ!』
隼人は堪らずベッドのシーツを毟り取り、声を漏らす。
どうやらこのスカーフェイスの青年は、男の理性を消しゴムのカスにする天性の淫乱の才を持っているのだと、脳髄の奥で確信する。
亀頭の先端の細かな孔を舌先で何度も執拗にぐりぐりと嬲られ、むっちりとした大胸筋サポーターの隙間から放たれる熱情に当てられ、頭を上下する直忠の動作に、隼人の三大欲求は完全に限界を突破した。
時折、視線が重なると、直忠は額に掛かった黒髪を腕でかき上げながら、挑発的に隼人のペニスをねっとりと舐め上げた。
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