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Day4-5
一点に“そこ”を見つめる視線が、次第に照れくさくなってくる。
ちょうど良い位置に彼の頭があるというのもまた、珠希の身体を疼かせる要因になっており、出来ることなら一刻も早くこの状況を脱したかった。
「さぁ、そろそろ部屋に‥」
言葉に詰まってしまったのは、突然スラックスを掴まれたからだ。
この後のことが不安で、中に入りたくないのだろうか。
確かに意地の悪いことをしてばかりいるが、そのあたりの分別はついているつもりだ。
動揺具合からしてみても、そっち側の経験はないのだろうことは明らかだった。
そんな志乃に対し、事を急ぐようなことはしたくない。
「そんなに怖がらなくても、何も取って食ったりしな‥いです‥」
ズボンを掴んでいた手が、ゆっくりとベルトに伸びてくるのを目にして、図らずも上擦った声が出た。
こちらに向けられた濡れた瞳と、微かに上がった口角が欲情を誘う。
「志乃さ‥」
「ひどくして、くれるんだろ‥?」
遮るようにして発された震えた声に、何とか耐えていた理性もついに限界を迎えたようだ。
ベルトを握る左手を引き剥がし、自身の昂りに充てがうと、見る見るうちに男の顔は朱に染まっていった。
「‥ひどくしてください、でしょ?」
その言葉に、再び俯いた志乃の髪を反対の手で掴み、無理やり上を向かせる。
淡い期待を孕んだ眼差しは、普段の彼からは到底想像することもできない。
「ひどく‥して、ください‥っ」
彼の懇願に対し、ぴくりと手の中で大きくなっていく屹立に、一瞬嬉しそうな表情を見せる。
素直な反応はあまりにも可愛く、抱きたいという欲望を抑えるのは大変だった。
「じゃあ、志乃さんの“ここ”‥使わせてよ」
左手を髪から離し、少し屈んで薄い唇に親指を這わせる。
端から強引に指先を入れ口を開かせると、ごくりと唾を飲み込む感覚が伝わってくる。
「‥返事は?」
恍惚とした表情を浮かべた志乃は、舌足らずな発音で「はい」と言い、胸の前で抱えていた膝を玄関のタイルへと下ろし、その場に跪いた。
両手を彼から離し、ベルトを緩めていく。スラックスのホックを外すと、重みで勝手に足元まで落ちていった。
ボクサーパンツ姿の珠希を前にした男の口から、熱っぽい吐息が溢れ、引き寄せられるように顔をそこへと近づけてくる。
「随分と今日は‥積極的ですね」
下着のウエスト部分に手を掛けられ、つい本音が漏れてしまう。
勝手に脱がそうとしたことを叱られると思ったのか、志乃は一瞬ハッとした顔をして、その手を止めた。
「‥良いですよ。脱がせて」
ちらりとこちらを伺うように見た後、ゆっくりと下着を下ろしていく。
灯りに照らされる中、まじまじと性器を見つめられるのは恥ずかしくもあったが、それは足元の男も同じなようだった。
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