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第28話
俺は、まだまだ、考えていた。
地球に生かされているのは、確実なのに、多分きっと、人間は、地球を殺す事が出来る。
ただ、自分達の命が可愛いあまりに、踏みとどまっているだけなのだろう、と。
「…」
やっぱり、殺人は、呪いだ。
何の意味もない、悲しみしか、憎しみしか、ただ、命を破壊するだけの、無に戻すだけの、無かったことにするだけの、…。
「…。」
人間は、感情に支配されている。
生物は、感情に支配されている。
それが、自然の贈り物だから、俺達は、いつまで経っても自然には敵わないと思う。
地球がある事によって、人間は、他の動物を生かす手段、思いも、持ち始めたのではないだろうか。
地球に生かされている、地球ですら、感情の爆発として自然の脅威を生物にぶつけたりもするから、結局、その脅威というものの排除は、いわゆる、プラスチックと言う、人工的な、加工物である事が、正解なんだろう。
「…」
苛立ちは、何の為に生まれるのだろう。
「……はぁ」
俺にも、それは、あって、それを飼い慣らす事を人は、実施している。
「………プラスチックかぁ」
プラス、➕。
人間の為の、明るい世界を。
人々の為の、安全な社会作り。
その為の、縦社会。
「…」
ターゲットは、きっと、地球のように、温かい。
「……」
美智留と話したい。
純粋に、楽しい思いをしたい。
俺の事を許してくれるから。
包み込んでくれているような、感覚がするから。
「……」
足は、思うように、動かない。
“いつメン”の存在が、美智留を囲っているから。
俺には、それが、まるで、盾役をしている以外に、見えない。
それは、俺が、そもそも、出来た人間ではなく、
「……。」
ストレスに、飲まれやすい、性格をしているからだと、思う。
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