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 ベッドの上でクロエはアウレスの上の服を脱がせると、その体を隅々まで丁寧に撫でた。魔王を討伐した勇者とは思えないほど薄く前の細い体は、けれどもクロエには美しく見えた。  日焼けた肌に薄いピンクの突起があり、そこを指の腹で撫でると、アウレスの体は小さく振るわせた。 「んっ……」 「ずいぶんと感じやすいらしいな」    そう仕込まれたからな。と言いかけてアウレスは言葉を飲み込む。 「今まで何人がこの体を抱いた?」 「……覚えて、ない。でも、今から俺を抱くのはお前だ」 「それがわかっているなら、いいだろう」  クロエは胸の突起を口に含み、舌で転がすように舐める。快感を得るたびにアウレスは身をよじり、薄く開いた唇から甘い声を漏らす。次第に息が荒くなる。  自分の下半身が濡れているのがわかった。まだ触れられてすらいないそこが寂しくて、股を擦り合わせる。その間もクロエは胸の突起を甘噛みしたり、舐めたりした。  クロエはアウレスの服と下着をすべて脱がすと、両足を持ち上げ秘部をじっくりと観察するように見た。透明な液体がてらてらと光っている。  クロエは服の上からでもアウレスの体が本来の男のものと違うことはわかっていたが、実際に見るとそのちぐはぐな体にひどく興奮を覚えた。 「あんまり……見るな」  アウレスは首を横に向け、自分の腕で目元を覆う。その耳は薄っすらと赤くなっていた。 「恥じらう姿は好ましいが、お前の顔が見えんのは困りものだな」  クロエがアウレスの秘部に触れる。とたんにアウレスの体は大きく跳ね、快感に耐えようと両手で枕の端を掴む。その様子に満足したクロエはそこを執拗に指で擦った。 「んぁっ……!」  濡れているそこにクロエの指が中に入ってくる。指はすんなりと入ったが中は少し狭く、クロエは二本の指を動かしてそこをゆっくりと広げていく。 「生殖器は機能しているのか?」  アウレスは首を横に振る。それは否定ではなく、わからないという意味だった。これまで一度も妊娠していないことから、おそらくは機能していないだろう。大人になってから一度も病院に行っていないアウレスは、自分の体についてその程度のことしかわからなかった。    クロエは指を増やし、十分にアウレスの中を広げると、自分も服と下着をすべて脱いだ。  鍛え上げられた体は見事に筋肉が隆起しており、無駄がなく上質だった。それでいて腰はきれいに引き締まっていてしなやかだ。黒く長い髪が、白く筋肉質な肩に垂れ下がっている。  これでもはじめて会ったときよりは格段に小さくなっているのだ。魔族というのは恐ろしい生き物だと、アウレスは再確認する。  そして、その鍛え上げられた体には、見たことのもないほど大きく凶器的なものがあった。

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