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第2話 愛玩宦官
帝のお気に入りは、最近手に入れた愛玩宦官だった。
愛玩宦官の良いところは最初から楽しむためのモノとしてあるがゆえに、何の遠慮もいらないし、楽しみ方も好きにして良いというところだ。
帝にとって子づくりは義務でもあるため、後宮の女達とするのは流れ作業みたいなものとなっている。
女は女でそれでも楽しいが、結局孕ませるためのものである。
だが愛玩宦官は違う。
楽しむためなら、別に最後までする必要もないのだ。
だから皇帝は愛玩宦官というおもちゃで楽しんでいた。
その身体がどうなっているのかをゆっくり試して暴くことを。
最後の欲望は女に吐き出せばいい。
そこまでの肉体を暴き楽しみ支配するのは、このおもちゃで楽しむ。
「もうお許しください・・・」
細い声は透き通るよう。
女の声より高く美しい。
少年の美しい声。
だがもうこの少年宦官は17歳なのだ。
帝は目を細める。
美しい少年宦官は全裸にされ、帝の指を後ろの穴で受けていた。
帝は脚を閉じることを許してないので、男性器の切り取られた惨い跡を晒している。
そこはじんわり液体を滲ませていた。
精液こそもう出ないが、後ろを苛め続けるとそこが濡れ出すことを帝はもう知っていた。
後ろの穴から入れた帝の指が、深くそこを抉った。
男性器は切り取られても、後ろのソコでならば感じられることは可能なのだ。
むしろ、切り取れだからこそ、そこの快感は鋭敏なのだろう。
少年宦官は哀れなまでに感じやすい。
ひいいっ
お許しを
お許しを
透き通る声が哀れに響く。
男のものではない、女のものでもない美しい声。
声変わり前に去勢しないとこの声はのこらない。
腰がカクカクと揺れ、無いはずのペニスが揺れるかのように尻を少年宦官は振る。
「また濡れてきたな、気持ちいいか?」
傷跡であり液体が滲むそこを帝は指でなぞる。
気持ち良いとここが濡れることも帝は試し続けて分かっていた。
そうしながらも、後ろの指は執拗に中をえぐっている。
ああっ
お許しください
もう
ああっ
少年宦官は痙攣し、傷跡から更に液体を零す。
帝の指をねだるように後ろの穴がしめつける。
帝は笑う。
少年は美しい。
股間の惨い傷跡すらいやらしい。
僅かに盛り上がった痕跡の穴から、溢れ出す液体。
精器の痕跡だと分かる生々しさ。
帝が何日も何日も弄り楽しむ後ろの穴さえ淡く色づいていた。
帝が果実代わりに齧る乳首は尖り、朱く咲いていて。
男の匂いのしない身体は甘い。
部屋に入るまでは乱れることのない真っ直ぐな髪は今はあわれに乱れに寝台の上に広がっている。
涙をながし、無抵抗で、喘ぎ、痙攣し、ひたすらされるがままに感じ狂う。
哀願することしか出来ないくせに、甘く鳴く。
帝はただこの身体を弄り、鳴かせることだけを楽しんでいる。
ギリギリまで楽しみ、そのあと妃や側室の部屋に向かい子供をつくる。
妃達の身体で少年宦官との余韻を楽しんでる。
そのうち、宦官少年の後ろもじっくり楽しむ予定だが、それ以上に今は楽しめる玩具として使うつもりだった。
この身体はそうはない。
女などいくらでも。
男でも手に入れられるが、この身体は作り出すのが大変なのだ。
しかもこれほど美しく楽しめるとなると二度と手に入らないかもしれない。
「朕以外の男に触れられたことは無いのだな?」
分かっていて、あえて聞く。
ありません
ありません
切り落とされた時だけ・・・
ああっ、そんな、もう、許して
少年は髪を掻きむしり喉をそらし叫ぶ。
帝が惨い傷跡から滴る液体を舐めながら、後ろのそこを執拗に指で責め立てたからだ。
少年は惨い傷跡をいじられると羞恥で一番感じることを帝はもう知ってる。
初めての日、少年はそこを見られて泣いたのだ。
「お前は朕のためだけに作らせた。朕のためにだけ鳴け」
帝は満足気に言う。
この少年宦官は特注品だった。
帝自らが何もかもを楽しむために、あえて無垢な状態で帝に贈られた。
初日の少年の怯えっぷりは哀れなほどで。
少年宦官のその怯えは、帝を十分楽しませた。
恐ろしさに震える身体を感じて泣くまで楽しむ事が、帝は大いに気に入った。
お許し下さい
そう泣く度に帝は脳までくる快感を感じているのだ。
惨い傷跡を見られて泣くのも、そこで感じてしまうのも、後ろで感じてしまって泣き叫ぶのも、そして無抵抗なのも全部気に入ったのだ。
今では寵妃以上に気に入っているのは事実だ。
そして、執拗に身体を暴かれ続け、少年は今では恐怖よりも快感に怯えるようになっているのがさらに楽しい。
「切り落とす前はここでたのしんでたか?女に触れたことはあるまい」
帝は惨い傷跡を舐めながら聞く。
帝は少年宦官が宦官にされる前からつくる工程を【確認】していた。
美しい少年、やっと精通を迎えたばかりで、決して男にも女にも触れさせないまま作り上げることは決まってた。
はい・・・
はい・・・
自分でしてました・・・
ああっ、ゆるしてぇ
嘘は許されないと育てられた少年宦官は、切り落とされる前は、そこで自分でしていたことを認める。
出せない今は代わりに、この数ヶ月でおしえこまれた、後ろの快感に焼き切れそうになりながら。
「切り落とされて恨んだか?でも今はそれ以上に気持ちよかろう」
帝は笑った。
「ここを潰されるのがいいだろ?」
指が後ろのそこを潰す。
気持ちいいです
いいです
いいっ
ゆるしてぇ
哀れな傷跡を舐められる羞恥と、快感。
後ろから与えられる出ないはずなのにある射精感。
少年宦官はもう何度目か分からない絶頂に叫び、震えてしまう。
「お前は楽しい。そのうち後ろでも朕を受け入れさせてやろう。お前はもっと狂うだろう」
帝は笑った。
最後に少年を抱き上げ、その胸の尖りを存分に齧った。
吸って齧る。
ひいっ
あひぃつ
少年は身を捩らせまた痙攣した。
胸だけでも達せる身体に出来上がっていた。
良いおもちゃだった。
泣いてぐしゃぐしゃになってるのがいい。
涙も舐めた。
唇と舌の使い方はまたゆっくり教えるつもりだった。
女相手には無駄にする気が無いためあまりしない、喉を使った射精も少年宦官にはいつかすると決めていた。
ゆっくり涙をなめとった。
何故か甘く感じた。
帝は満足した。
そして、今日の妃の元へ向かうことにした。
おもちゃの始末は、侍女達にはさせない。
帝自ら布で拭い服を着せた。
愛玩宦官が女達にも人気のある玩具である以上、女にも触らせるつもりはない。
「後で湯にいれてやる。待ってろ」
帝は笑って言った。
少年宦官はもう気を失っていた。
帝は上機嫌で今晩の妃の元へ向かう。
実際のところ、部屋の訪れが減る訳でもなく、むしろ帝の機嫌も良いので、後宮では新しいおもちゃの存在は喜ばれていた。
いくら使われようと、権力とは無関係なのだから。
どうせ。
愛玩宦官だ。
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