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第9話 番外編 兄弟のおもちゃ

父親が遺したおもちゃに息子達は夢中になった。 それは父親の遺産の取り合いから始まった。 つまり遺された父親の愛玩宦官の問題だった。 父親の遺書では殉死させよ、殺して、共に墓に入れよ、ということになってたが、そんなもったいないないことは出来なかった。 高価な愛玩品なのだ。 そこは兄弟一致した。 最初は争った。 激しい殴り合いさえ起こった。 だが、家を破滅させるほどのことでもない。 むしろ仲の良い同腹の兄弟だったから。 兄弟4人で共有することにした。 誰が最初かでまた揉めそうになったから、最初は皆で使うことにした。 まだ16歳の末の弟は未婚で女も知らなくて。 でも初めてはそれがいい、と譲らなかった。 22歳の長男も、12の時初めて自慰をしたのは24歳の愛玩宦官の姿を使ってだったのでその気持ちは理解できた。 息子達は幼い頃から、父親の傍にいる愛玩宦官を見て育った。 その存在理由を知れば知るほど、彼らは愛玩宦官に欲望を持ち続けてきた。 父親の他の愛妾達など目ではなかった。 ストイックな衣装に身をつつみ、静かに父親の傍に使える愛玩宦官は、そうだと知れば知るほど、欲しくてたまらないモノだったのだ。 愛玩宦官の引渡し証書によれば今年で32歳になる、その愛玩宦官は変わること無く美しかった。 男を思わせる髭などもなく、女のような滑らか肌に、女とは違う竹のような骨格と、でも男ではない華奢さがあった。 父親が愛玩宦官をどう抱いていたのかは流石に分からない。 だが、寵愛していたのは事実だった。 正室だった母は気にしていない。 4人も息子を産んだのだ。 他の女に子種を注ぐくらいなら、愛玩宦官を寵愛する方が正室には都合がいい。 どうせ愛玩宦官はモノなのだ。 そう奴婢以下の扱いなのだ。 ただ高価で貴重ではある。 だから当然、息子達で共有することも、直前まで愛玩宦官には知らされてなかった。 葬儀の後。 しばらくの争いのその後。 争いが終わるまでと母に取り上げられていたその後の後。 それは愛玩宦官に伝えられた。 愛玩宦官は謹んでそれを受け入れた。 拒否出来るわけもなく、殉死よりは良かったからだ。 4人の主人とは流石に驚いたけれども。 息子達はその夜が待ちきれなかった。 その日、用意された大きな寝台に4人は寝転がって待っていた。 そこへ単衣だけの愛玩宦官が侍女に連れられてやってきた。 ストイックないつもの姿とは違い、細い首もとや、華奢な鎖骨回りが晒され、裸足の足首も見えた。 湯で清められたその清廉さは逆にいやらしくて。 息子達は唾を飲んだ。 侍女達は去り、愛玩宦官は先ず4人に跪いた。 「本日より心よりご主人様方にお仕えさせていただきます」 美しい声だった。 男の声ではなかった。 父といた頃は話しかけることは禁止されてた。 その声を聞きたいと息子達は熱望し続けていた。 「立つがいい」 なんとか冷静さを保ったのは長男だった。 そう言って立ち上がった愛玩宦官の手を引いて、寝台へと導く。 「兄貴。皆のモノだ」 次男が唸った。 皆、単衣を着てるだけなので、どれだけ互いが興奮しているかが分かってしまう。 「ああ。でもわたしは世子だ。最初は私だろ?」 そこは譲らなかった。 本当は新家長として一人占めしたかったが、折れただけにそこは絶対に譲れない。 「入るのはな。でも、最初は皆でする約束だろ」 三男が言った。 長男が寝台に横たえた愛玩宦官の、解かれた髪を三男が指で梳く。 ずっとその髪に触れたかったのだろう。 「俺だって・・・したい」 真っ赤になりながら四男も言った。 長男はため息をついた。 が、もう揉めてる余裕もなかった。 「私が後ろで楽しんでる間に好きにしろ、その後は順番だ」 余裕ぶってはいたが、もう限界だったのだ。 長男が乱暴な手で愛玩宦官の単衣を剥ぎ取った。 その下には何も着ていなかった。 兄弟はその裸に目を奪われた。 吸い付きたくなる真っ白な身体は少女を思わせたが、その胸は平らだった。 胸や腹は舐めたくなる薄い筋肉の集まりで、女の柔さととは違うが、でも、吸い付きたくなる。 その胸にある赤く色付く2つの小さな果実は、齧りたくてたまらなくなるモノだった。 もう既に尖って、舐めてくれと誘っていた。 長男は細く長い脚を押し広げた。 舐めたくなるような脚に興奮したが、とにかく今は興味がまずあった。 兄弟全員が見たがった場所だ。 愛玩宦官を手に入れた者にしか確認できない場所。 切り落とされた場所。 そこを自分達も男だからこそ確かめずにいられなかった。 惨い傷跡ではあった。 断面が盛り上がり、瘢痕を作っていた。 完全に根本から切り落としてはいず、あえて少しのこるように切り落としていた。 快楽と排尿のためだと後に知る。 「本当に切り落としたんだ」 四男の怯えたような声にはそれでも劣情がある。 「でも・・・なんか、いやらしいよな」 三男の言葉は兄弟全員の思いだった。 そこはいやらしかった。 酷い切断面なのに。 「穴がある」 長男がそこを興奮で震える指でなぞった。 自分達の亀頭にある穴の名残りなのだと分かってた。 ああっ なすがまはままにされてた愛玩宦官が、思わずというように声を上げた。 そこをなぞられただけで、白い身体がうねって、それに兄弟全員が息を飲んだ。 「濡れてきた」 長男の声が少し震えた。 穴からしたたっていた。 男性の先走りのようなものなのだと理解はしてても、形を変えられたそこはまるで別のモノのようないやらしさを感じてしまった。 4人は息を荒らげる。 だが、どうするべきかかが興奮しすぎて分からないのだ。 だが、全員がこの身体の前でもう何もしないのは耐えられなかった。 子供の頃から焦がれていたからだ。 「俺が後ろを使う。お前が口だ」 長男が次男に言った。 「オレここ舐めたい」 三男が切断面に執着した。 全員がそれは思ってることでもあった 「俺は?」 四男が不満そうだった。 「弟のモノを手でしてやれ」 愛玩宦官に長男は命じた。 そこからは早かった。 皆で穴も確認した。 女のモノのように縦割れ、性器となっていることを見て知り、いやらしいそこに長男が指を出し入れして、香油が塗られ準備が出来てることを確認した。 指が入るその絡みつく音に全員が喉を鳴らした。 座ったままの長男の屹立したペニスを、後ろの穴で飲み込みながら愛玩宦官が座るようにして受け入れ腰を揺らすのを皆で見た。 飲み込む穴の卑猥さを見て四男が鼻血を出す。 淫美な光景だった。 あうつ はあ 吐息を堪えて愛玩宦官は長男を自ら腰を下ろして深く受け入れる。 長男は喘ぐ。 「すごい・・・この中・・」 あっ ああっ 愛玩宦官は自分から動き声をあげる。 腰を上げ下げし、自ら奥に何度も長男のものを当てるのだ。 くちゃくちゃ ヌプヌプ 濡れた音と ひん ああっ 気持ちいいい 鳴き声。 そのいやらしさに他の兄弟は一瞬固まったが、すぐにその身体に飛びついた。 次男は口を開けさせ、そこに自分のものを押し込んだ。 淫らな舌と唇に声をあげる。 愛玩宦官は舌も唇も上手かった。 「どんどん濡れてくる」 三男はうっとりとそこを舐める。 愛玩宦官の股間の間に顔を埋め、そこを味わっていた。 三男の舌に反応しているのは確かで、そこが愛玩宦官の感じる場所なのは明白だった。 三男は舐めがら自分のモノをしごいていた。 興奮が止まらない。 「気持ちいい、気持ちよすぎるよ兄さん」 四男は悲鳴をあげて、愛玩宦官の淫らな指に狂っている。 自分でしかしたことのない四男にその刺激は強すぎた。 すぐに射精し、でも萎えることはない。 またその指に喘ぐ。 獣のように言葉を無くし、下から突き上げているのは、普段冷静なはずの長男だ。 「女より、いい!!よすぎる!!」 唸り突き上げ、喚く。 全員がすぐに達した。 皆黙って位置をかえた。 次男が腰を掴んで後ろから突き上げ、三男は乳首を齧り、四男が切断面を舐めた。 長男は普段の優しげな姿をかなぐり捨て、喉を激しく犯してた。 「兄貴優しくしてやれよ」 三男が笑う。 乳首を指でも楽しみながら。 「オレは兄貴とちがって優しいぜ?」 愛玩宦官に囁くとまた乳首を齧る。 そこがすっかり気に入った。 一人で使う時は、断面とここだけで何時間も可愛いがってやろうと決めていた。 そうしながら三男が自分のペニスに愛玩宦官の手を導けば、こんなに全員に同時に責めらているのに、それでもその指はいやらしくしごいてくれた。 「すごい」 一人で愛玩宦官を使う時のことを考えて三男はまた興奮する。 「いやらしすぎる」 四男はそこを夢中で舐めていた。 男の性器の名残りなのに、醜いはずの傷跡なのに、そこは男達を惹き付けてしまうのだ。 舐めても舐めても溢れてくるそこを夢中で味わい、自分で自分のモノを扱いた。 そして三男も後ろを堪能し、さらに四男が入った時には流石に愛玩宦官は朦朧としていた。 四人相手なのだ。 慣れた愛玩宦官でも限界は超えてる。 それでも、三男は咥えさせたし、長男は自分のものを扱くことを命令した。 次男は切断面を最後に味わって、皆がここに狂うことを納得した。 四男は歓喜しながら、愛玩宦官の名前を叫びガツガツと腰をぶつけた。 夢にまでみた童貞喪失だった。 何度も何度も妄想したのだ。 四男の童貞喪失が終わり、やっと愛玩宦官は解放された。 哀れに意識を失い、後ろから4人分の精液を滴らせ、まだ痙攣している身体を皆で満足気にみつめた。 「明日からは週替わりだ」 長男が言った。 もちろん長男からだった。 そこは世子特権だ。 仕方なく全員が頷く。 長男次男にはもう妻がいる。 三男には婚約者。 独占するなら1週間が限界なのだ。 そうでないと妻達からの苦情になる。 妾を囲うよりは遥かに良いと妻達が納得してくれてるだけにそこは避けたい。 「たまには4人でしないか?」 次男の提案に全員が頷く。 これはこれで楽しかったのだ。 「兄弟仲良く、な」 長男の言葉に全員が笑った。 「なあ、1回ずつ、今度は一人以外は見てるだけでさ」 もう、我慢しきれなくなった次男が言った。 皆同意した。 愛玩宦官は長男の口移しで水を与えられ、起こされ、今度は一人づつの相手をさせられた。 長男の激しい突き上げに泣き叫び、次男の執拗さに懇願し、三男の奥の責めに悶絶し、四男の荒々しさにさえ感じた。 お許しください お許しください 一人一人犯される度に愛玩宦官は叫んだ。 限界はとうに過ぎていた。 その言葉を兄弟は楽しんだ。 これからは全員のもの。 手放さない。 ゆるして 愛玩宦官は兄弟が理解しようとしない、伝わらない声を零し続けていた。

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