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今日を振り返る
颯斗君のお家に帰り宿題というものをしてから予習復習をしているとお夕食の時間になってそれからお風呂に入ってしていると時間が経つのが早かった。
僕は颯斗君のお家に来てから寝る前に日記を付けるようにしていた。
「今日は、たくさん色んな事があったなぁ〜。」
凛君という優しい人に出会えた。
琉煌君も優しくて頼もしかった。
「琉煌君・・・明日は会えるかな?」
琉煌君に会えるか考えるとなんだか顔が熱くなり始めて来ました。
胸もドキドキして触れられた所が熱くなるような気がして来ます。
身体が熱いよ。
『痛い事は好きだろ?雅は痛いと中が締まるんだ。ほらっ、気持ちいいからだよな雅。締まるぞ!もっとだ雅!』
嫌だ・・・何?
旦那様じゃない。
誰?
助けて・・・颯斗君。
僕は何かを思い出したのだと分かるけれどそれは絶対に思い出したくない記憶。
幻覚を見るかのように見えてくる。
触られたりしているわけでもないが逃げなきゃいけないと身体を動かしたら椅子ごと倒れる様に床に叩きつけられた。
足首に痛みが走ったが僕は無我夢中で這いずる様にその場所から逃げようと床を指で掻きむしる。
助けて!
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