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再び

意識が薄れていく中で誰かに呼ばれている気がする。 これは怖い時に見る夢だ。 『よっ、久しぶりだな雅。』 「烈?」 『そうだ。代わるから安心して寝てろよ雅。』 「代わる?」 『怖い夢を見ない様にしてやるから雅。』 怖い夢を見ないでもいいの? 思い出したくない記憶があるんだ。 「代わる。」 『よし!ゆっくりと寝てろよ雅。』 「ありがとう烈。」 僕はお礼を言うと急に凄く凄く眠たくなって視界が真っ暗になってしまった。 明日は、学校だからちゃんと起きてそれで凛君と琉煌君に「おはよう。昨日はありがとう」って言いたい。 そうだ・・・綺里君にも・・・あり・・が・・・・。 僕は完全に意識を手放した。

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