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出来るはずだ

部屋に着くと颯斗は俺をベッドへ降ろして頭を軽く撫でると寝室から出て行ってしまった。 1人残された俺は熱を帯びた身体をどうしたら良いか分からずに息を荒くして耐えていた。 零や雅なら1人でするのかな? 俺は暴力とかに耐える身体はある。 性的な事や性的暴力とかは全て零が代わりに引き受けてくれていたから俺には知識しかなかった。 性処理なんて雅か零がしていたから・・・。 ムズムズが収まらないし零と変わるのは絶対に嫌だし雅はまだ怖がっている。 ヤってみようかな・・・。 俺はゆっくりと俺自身が強調している場所に恐る恐る腕を伸ばしてズボンの上から触れるか触れないかくらいで手を止めた。 出来るのか俺に・・・あんな奴らにオモチャにされる様に雅は・・・。 俺は・・・やっぱり俺には無理だ。 ズボンの上まで持って行った手を胸まで持って行ってギュッと握りしめた。 耐えろ! 俺なら出来るはずだ。

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