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何してるんだ?

なんだよこれ・・・止まらない。 颯斗、俺はどうしたら良いんだよ。 「何してるんだ?」 「西園寺君・・えっと、ベルト外すの手伝ってたら雅が泣き出しちゃって・・その・・・ごめんなさい。」 凛は悪くない。 俺の事を心配してやり過ぎた親切だけなんだ。 俺が颯斗以外に触れられたくないと過剰なまでに反応をしただけだ。 颯斗にそう言いたいけれど出て来るのは声では無くて涙だった。 「ありがとう、凛。後は俺が面倒を見るから教室に戻っててくれるか?先生には雅が気分が悪くてトイレに行ってから保健室に向かうと行っておいてくれないか?」 「うん。ごめんね雅。」 俺は泣きながら頷くことしかできなかった。 優しく温かい凛。 凛も泣きそうな顔をしていた。 泣きそうな顔をしながら懸命に笑おうとしている凛を見ると本当に良い奴だと心の底から思う。 雅、ごめんな・・大切な友達を泣かせてしまった。 後で凛に謝るから許してくれよ雅。

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