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おもちゃ
ずっと枷と鎖が気になり身体の熱さで気付いていなかったが俺は全裸だった。
気付いてもどうすることも出来ない。
男にされるがままでいるしかないのかよ。
俺の胸の突起物には小さなローターがつけられていて後ろの蕾には颯斗よりは小さめのバイブが押し込まれていた。
気持ちいいか分からない。
颯斗にされた時は頭の中が蕩けてしまいそうで触れる箇所は熱を持ち続けていたが今は嫌な感触だけが肌に残る。
雅なら泣き叫んでいたに違いないが零なら喜んで与えられる快楽を受けていただろう。
でもおかしい。
いつもなら零が出て来て代われと騒ぐが出てくる気配がないのだ。
「うあぁぁぁ!」
「考え事かい烈。集中しなきゃ駄目だよ。気持ちいいだろう?烈はここを抉る様にするとイッてしまうからね。」
「やぁっ・・め・ウヴッ・・・・・。」
「感じるだろう?烈が好きなとこだろ?」
グリッと前立腺を抉る様にバイブを動かして振動を一番強いのにされてグリグリとされると身体が覚えているのか俺自身が硬く勃ち上がり出す。
俺自身の先からはポタポタと蜜が溢れ出して動かしたくないのに自然と腰が動いてもっと快楽が欲しいと求める。
嫌なのに・・颯斗以外で感じるなんて嫌なのに・・・・・イキそう。
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