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この悪夢

完全に男自身を俺の中に受け入れてしまった。 もう颯斗に貰った温もりなど消えて失くなり俺に残されているのは颯斗への気持ちだけだった。 けれど知らない男に抱かれて俺は淫らに喘ぎ男自身を欲しているそんな俺に颯斗を好きでいる資格なんてないんだ。 颯斗と愛し合えただけで俺は思い残す事はない。 雅を守らないとダメだと頭では分かっているが目の前の出来事が消えてしまいたいと思わせている。 胸の突起物を強くつねられながら俺自身をシゴき荒々しい息遣いで嬉しそうに激しく腰を振る男。 俺の中を抉る様にガンガンと突いてくる。 「そこ・・・ダメッ!!」 何度目だろう? 俺は中を突かれながら何度イッたんだ? 「烈、前より感じる様になったんじゃないか?」 「ち・・が・・ああ!」 止めてくれ! そう言いたいくらいに男はまた激しく腰を振る。 早く早く終わらして欲しい。 この悪夢から・・・助けて・・颯斗。

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