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快楽を覚える
激しく突かれる度に俺の身体は快楽を覚える。
身体は快楽を求めて心はそれを拒みもうおかしくなりそうだった早く終わってくれとそして楽になりたいと願った。
「何をしてるんだ。」
「見れば分かるじゃないですか僕達の烈が戻って来たんですよ。伯父さんが余計な事をして忘れてますがきっと愛し合っていたら思い出しますよ。父さん。」
父さん・・・。
颯斗の父親の兄。
やっぱりあの夢は現実に起きていた事なんだとこの時に思い知らされてしまった。
これから俺はどうなる?
もう考えるのも助けて欲しいと思うのも止めよう。
俺はこの2人からは逃げれない旦那様が助け出してくれたのにまた捕まってしまった。
「これを外すから逃げるなよ烈。」
ベッドの横に立ち見下ろしながら史晃が笑いかけて来る。
俺は史晃の方を見上げながら小さく頷くと両手両足の枷と鎖が外された。
外されても俺にはもう逃げる術なんて無いんだ。
消えてなくなりたい。
颯斗の所に戻れないなら俺は消えたい。
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