琉煌はあの日以来姿を見せてはいない。 あの２人は暇さえあればこの部屋にやって来て俺を抱き満足したら部屋を出て行った。 ここに来てどの位の日が過ぎたのだろうか？ 今は俺の反応が悪いからと薬を飲まされて蕾にはバイブを最強の振動にされ放置されている。 史晃は傷を付けたり痛いことはしないで俺に快楽だけを教え込もうとする。 隆史は俺の身体と心が傷付いてボロボロになるのを期待しているみたいだが身体に傷を付けても痛がらない俺を見て苛立ちを露わにしていた。 もう痛くない。 何をされても何も感じないんだ。 まるで人形の様な俺はもう人間とは呼べないのかもしれない。 まだ人間だと呼ばれるのなら少しだけ考えたりしているからで本当にそれ以外は人間らしくない。 少しだけ感じたフリをしなくてはダメかな？ 薬を使われても快楽すら分からなくなってきていて少しだけ気持ちいいかもしれない。 だから気持ちいいと思たら喘いで見せるんだ。 今日は上手く喘ぐことができるだろうか？ 喘ぐってどうするんだろう？