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颯斗、大好き
まだ寝てる様にと言われたんだけどベッドに横になり目を瞑ると少しだけ不安になった。
颯斗は優しく笑ってくれたけれどまだハッキリと言葉にして聞いていない。
聞いてもいいかな?
でも颯斗にもう一度好きだとか伝えないとダメかな?
「烈、寝れないか?」
「へっ?颯斗。」
「大丈夫か?」
「うん。」
ベッドの端に座り僕の頭を優しく撫でてくれた手が温かくて僕は嬉しくなって溢れてくる感情が抑えれなくなる。
「颯斗、大好き。」
「俺もだ、烈。ずっと傍にいろよ。」
「うん。」
ギシッとベッドが沈むと颯斗の顔が近づいてくる。
僕の心臓はドクドクと物凄く早く動いていて体中が熱を持った様に熱くなりだす。
僕の心臓が壊れちゃうよ。
颯斗の唇が僕の唇に重なった瞬間に一気に体が熱くなり颯斗の腕を強く握り締めていた。
また颯斗に会えて好きだと伝えれ凄く凄く幸せだよ。
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