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颯斗、したい

「颯斗、したい。」 「烈・・・体調がまだ悪いからダメだ。」 「ダメ?」 僕は颯斗の腕をギュッと握り締めてお願いをしてしまった。 身体が火照って堪らなく後ろの蕾がギュウギュウとしているのが自分でも分かる。 確かにまだ体調は良くないがけれど激しくしなければ平気だと思う。 「上目遣いなんて何処で覚えたんだ烈。」 「えっ?」 「辛くなったら止めるからな烈。」 颯斗は僕の返事を待たずに僕の唇を貪る様に舌を絡ませてきた。 颯斗にキスをされただけで僕自身は完全に勃ち上っている。 こんなの颯斗に知られたら恥ずかしいと思ったがさっき恥ずかしくもなく颯斗にしたいと言ったのを思い出したら顔から火が出そうだった。 なんて恥ずかしい事をお願いしちゃったんだよ。 零なら平気で言うと思うが僕は烈だから零みたいにはハッキリと言えない。 でも前の僕なら零みたいにハッキリと言ったかもしれない。

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