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ベッドの上

やっぱり僕の心配をしちゃった。 以前にも増して颯斗は僕の心配をして凄く凄く優しくて本当に僕なんかには勿体無いくらいなんだ。 倒れちゃうかもしれないからとパジャマに着替えると僕が嫌がるのを黙らせてベッドまでお姫様抱っこしてくれた。 「無理させた。すまない。」 「謝らないでよ。僕が颯斗を欲しかったんだ!」 ベッドに腰をかけて優しく髪を撫でる颯斗の手を握りしめると颯斗はもう片方の手で僕が握る手を優しく握りしめて微笑んでくれた。 その微笑みは僕をクラクラさせちゃうよ。 「大好き颯斗。」 「俺も大好きだ。」 なんか自分で言って颯斗が見つめながら言ってくれると恥ずかしくなってきて僕は颯斗の手を離そうとすると颯斗はそれを許してくれなかった。 「恥ずかしがるな烈。」 「だっだっ、だって凄く恥ずかしい。」 「さっきまでバスルームで恥ずかしい事をしていたのにか?」 僕は口をパクパクとしながら顔が凄く熱くなり顔が真っ赤になっていると思うと恥ずかしくてこの場から去りたくなってしまった。

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