53 / 516
第53話
すげぇ、入れるだけで なんて気持ちイイんだ。
もう、俺の形に馴染んでやがる…
しっとりと濡れた智の中は、優しく、初々しく、細やかに俺を包み込む。
意識のない智に「ごめん」と呟いて、俺は抽挿を開始した。
人形のように反応が全くない智は、俺のなすがまま、俺を受け入れて………
俺は智の中に、再びその愛を注ぎ込んだ。
ごぷっという音を立てて名残惜しく引き出すと、また白い液体がシーツにシミを作っていく。
それでもまだ萎えない俺自身に、どんだけこいつのこと好きなんだよ とため息をつきつつ、青筋を立ててふるふる震えるそれを智の蕾に押し当てかけるが…
いや、これ以上ヤッたら智の身体に負担がかかる…と思い直して、最終手段の素股を選択する。
ああ、俺って鬼畜だぁー と一人で赤面しながら、智の太ももを丁重にお借りして、三度目の欲を放った。
ともだちにシェアしよう!