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第125話
翔に煽られ、じわりじわりと先走りが溢れてきた。
「なんか出てきたにゃあ。舐めないと大変だにゃ。」
いやっ、違うっ!舐めたらもっと大変なことになるっ!
翔は舌先だけ出して、ぺろぺろと舐め始めた。
「翔!あうっ!こらっ!止めろよっ!」
止めるどころかどんどん舐める範囲が広がってきた。
「あっ、くうっ、しょ、翔、今したら夜は…やらないぞっ!んっ、んんっ」
「んー、らっておれ、ひらをふっふへれるらけにゃあ。ふっふふひへもひぃっれ、ひっひゃにゃあ」
「うっ、ああん、なに言ってるのかわからねぇよ!
あっ、咥えたまま喋るなっ、んんっ、ばかっ!」
ちゅるっと音を立て離れると、自由になった口で
「だって俺、舌をくっ付けてるだけにゃあ。くっ付いてもいいって言ったにゃあ。」
そう言うと今度はパクリと咥え込んだ。
あー、もう、バカヤロウ。
どっちにしてもエッチになだれ込むんじゃんか。
なにが『くっ付いてるだけ』なんだよっ。
そんなこと言った俺が浅はかだった…
このラウンドも俺の負けか…
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