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第126話

翔は俺の根元を指の輪っかで握り射精できないようにすると、絶妙な力加減で口淫し始めた。 「ああっ、あっ、はっ、はあっ、やめっ、離せよっ」 騙された悔しさと、いきり勃ったそれが出せない苛立ちと、翔の口の中の気持ち良さとで、俺の思考は停止してしまった。 ただ、出したい爆ぜたい という思いが膨れ、それと同時に、毎日翔に愛されている蕾が快楽を求めて疼き蠢きだしたのがわかった。 俺の身体は、すっかり翔に飼い慣らされオンナになってしまったのか… いや、身体だけではない。 心も奪われてしまった。 お互いの身体も心も、パズルのピースのようにカチリと合ってしまった。 昔から定められていたように。 俺はついに陥落した。 「あっ、はあっ、翔、早くっお前を入れて…」 翔はニヤリと笑うと… 「にゃーん」と鳴いて、何処から取り出したのか手の平にローションを垂らすと指に擦り付け、俺の蕾に出し入れし始めた。 なんで、まだ猫の真似してんだ?

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