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第186話

話の途中で噛み付くようにキスをされた。 「んっ、んっ、んんっ、ふんっ」 すぐさま馬乗りになられ、がっつくようなキスを繰り返され、俺はもうその時点で翔を煽ったことを後悔し始めた。 胸から腋の下を通り鎖骨から上腕を滑り指の先まで、するりするりと両手で撫でられる。 うれしそうに笑みを浮かべながら 「智、かわいいっ!」 と、思う存分乳◯を弄りまくられる。 翔の愛撫に馴染んだそこは、瞬く間に赤く尖り、翔の欲をますます煽る。 「仕事頑張ったらこんなご褒美が待ってるなら、俺はなんでもできる! 智、俺は毎日でも大歓迎だぞ。」 「毎日は無理!!今日だけだって!ばかっ! 明日の分の前倒しだっ! 明日も仕事だから、…出すのは一回だぞ!いいな!」 「えー…一回じゃ治まらない…」 「…じゃあ自分でしろ…」 「……くすん……」 なーに拗ねてんだか。そんな顔すんなよ。 翔…かわいい。 俺の中に翔を甘やかしたい気持ちが満杯になり溢れた。 あることを思い付いて、とんっと翔の肩を押して膝立ちにさせると、俺に跨った翔の足からするりとすり抜けた。 翔は「またお預け?」とでも言いたげな不安な顔をしている。 俺はふわりと妖艶に微笑むと… 四つん這いになり翔の方へ振り向き、腰を振りながら、人差し指でクイクイと手招きをして言った。 「翔…おいで…」

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