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第235話
「ここで…俺達、式を挙げれるんですね…
本当に…嬉しいです。
智…よかったな。」
俺はもう胸が一杯になって、こくこくと頷くだけしかできなかった。
「では、控室と衣装もご覧になりますか?
凛ちゃん用のドレスも沢山あるよ!」
遥さんの『ドレス』に凛が反応した。
「どれす?りん、みたいっ!
ねぇ、しょう、さとし、いこう!」
俺達の手をぐいぐい引っ張っる凛に急かされて、後ろ髪を引かれる思いでチャペルを後にした。
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