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第240話

凛にお休みのちゅーをして、リビングに戻ってきた俺は、いきなり翔に後ろから抱え込まれた。 「おい、急になんだよ。」 「お前を好き過ぎて、かわい過ぎて…抱き締めたくなった…」 「…ん…ばか。」 ちゅっ 「今日は…行けて良かった…智、ありがとう。 オーナーさんもすごくいい人達だったな。 日向達も連絡してくれてたみたいだし。 あの荘厳な場所に俺達がいてもいいのか?って少し怖かったけど、だからこそあの場所で誓いたいんだ。 俺の方こそロマンチストで乙女チックだと言われそうだけどな。 お前だけに…お前だけに伝えたいんだ。」 「…そんな歯の浮きそうな台詞… ちょっと…翔、どこ触ってんの?」 「んー?お前のかわいいピンクちゃん!」 翔はいつのまにか、俺のトレーナーの裾から手を差し入れて、くにくにと胸の突起を弄んでいた。 「やーめーろー」 ぺちんと手を叩いても止めない。 「止めないと本気で んっ」 口を塞がれて、下着の中に反対の手を突っ込まれ揉みしだかれる。 「んっ、んっ、んんっ」 俺の弱いところを絶妙に刺激してくる。 流されそうになるが、そうはいかない。 明日の仕事に差し支える。

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