280 / 516

*第280話

「ああ、大丈夫。 すっげー気持ちよくって…意識なくなった… でも、腰も身体もめっちゃ痛い…」 「びっくりした…本当に大丈夫か? それに…ごめん、余裕なくって加減効かなかった。」 頬にキスしながらゆっくり晃星を抱き起こして、水を飲ませた。 「お前…ヘタレに見えて、案外すごいのな… ちょっと…動けないかも…」 「ごめん…抱き潰すつもりはなかったんだけど… 結果潰してるよな、ごめん。 明日はフリーだし、調査は俺が行ってくるから、お前ちょっと休んどけよ。」 「それにさぁ…これ…俺、これから大浴場行けないじゃん。」 晃星が指差す身体中の其処此処には、俺が付けたと思われるキスマークと、歯型? え?俺、噛み付いてた? 「う…ごめん…ぶっ飛んで…」 「ホントだよ…普通『食っちまいたい』とか言って噛み付くか?ばか。ちょっと痛かったし… まぁ、いいや。ここに風呂付いてっから。 調査はしっかりしてくれよ。 俺はネットで下調べしとくからさ。」 恨めしそうに俺を睨んだ晃星が…色っぽくて、かわい過ぎる。 俺の下半身がまた反応した。 それに気付いた晃星は 「えっ?うそっ?マジ? どんだけ絶倫!?俺…もう無理だからな!」

ともだちにシェアしよう!