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*第280話
「ああ、大丈夫。
すっげー気持ちよくって…意識なくなった…
でも、腰も身体もめっちゃ痛い…」
「びっくりした…本当に大丈夫か?
それに…ごめん、余裕なくって加減効かなかった。」
頬にキスしながらゆっくり晃星を抱き起こして、水を飲ませた。
「お前…ヘタレに見えて、案外すごいのな…
ちょっと…動けないかも…」
「ごめん…抱き潰すつもりはなかったんだけど…
結果潰してるよな、ごめん。
明日はフリーだし、調査は俺が行ってくるから、お前ちょっと休んどけよ。」
「それにさぁ…これ…俺、これから大浴場行けないじゃん。」
晃星が指差す身体中の其処此処には、俺が付けたと思われるキスマークと、歯型?
え?俺、噛み付いてた?
「う…ごめん…ぶっ飛んで…」
「ホントだよ…普通『食っちまいたい』とか言って噛み付くか?ばか。ちょっと痛かったし…
まぁ、いいや。ここに風呂付いてっから。
調査はしっかりしてくれよ。
俺はネットで下調べしとくからさ。」
恨めしそうに俺を睨んだ晃星が…色っぽくて、かわい過ぎる。
俺の下半身がまた反応した。
それに気付いた晃星は
「えっ?うそっ?マジ?
どんだけ絶倫!?俺…もう無理だからな!」
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