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*第295話

そして… その夜、俺達は当たり前のように抱き合った。 晃星はめちゃくちゃ色っぽくて、乱れる様も美しかった。 俺は晃星の全身を舐めまくり、晃星は俺の舌が触れるところをびくびくと痙攣させて感じてくれている。 愛おしくてもう離れられない。 「晃星…愛してるよ…」 うわ言のように、愛してるとささやいてキスをする。キスしながら身体のあちこちに赤い花を散らしていく。 「悠真…お前だけだ。俺を…愛して…」 かわいすぎるおねだりに、俺は奮い立った。 既に尖りきった両胸の粒を摘むと、それだけで晃星の甘い吐息が耳に広がる。 親指で先端を擦り、片方ずつ口に含み舌で唇で愛撫すると、俺の頭を抱えて離さない。 「んっ…そこ…奥からなんか、クるっ。」 晃星の性感帯なのか。 腰が揺れるくらい時間を掛けて弄ってみた。 散々弄んで、右手を下へずらしていくと、陰毛までぐっしょりと濡れて、勃ち上がったそれはゆらゆらと揺れていた。 根元からするりと撫で上げると「あんっ」と声が上がり、少し涙ぐんだ晃星の視線とぶつかった。 その目をじっと見つめたまま、見せつけるようにその屹立したものを口に含む。 一瞬、大きく目を見開き腰を引こうとするのを引き寄せ逃がさない。 「ゆーまぁ…あっ…ダメ…」 えぐみのある苦い味が口の中に広がっていく。 その苦味さえも愛おしい。

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