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*第298話

晃星の腰を抱え、少しずつ下から突き上げる。 あっ、あっ、あぁっ 俺の首にしがみ付く晃星の声に色が付いてきた。 それに気を良くして俺は晃星の腰をがっしりと掴み 前後に…上下に…回しながら… 優しく、時折激しく… 徐々にそのスピードを増していった。 ぐちゅ、ぬちゅ と淫猥な音が響く中、俺は晃星の感じる場所を探り当て、わざとそこに当たるように突き当てた。 ひやぁっ 細い喉が仰け反り、涙目の晃星が俺を見つめる。 「晃星、乱れろ。俺だけに見せてくれ。 愛してる…お前だけを愛してるんだ!」 荒い息を上げた晃星が、意を決したように自ら動き始めた。 最初は数センチ、途中まで…そして抜ける寸前まで引き抜いて、自分の体重を乗せて落としていく。 俺もそれに合わせて突いていく。 吸い付いて絡んだ内壁を引きずり出すような感覚を覚えながら、どっぷりと快楽に溺れ抽挿を繰り返す。 激しくなるその行為に我を忘れてただひたすらに腰を振り突き上げる。 「ああっ、悠真っ…もう、もうダメ…出るっ」 「俺も限界だっ!晃星、出すぞっ」 一際高い声を上げ、晃星が達するのと同時に俺も爆ぜた。 晃星のものは俺達の腹と胸の間に… 俺のものは晃星の中にどくどくと吐き出されている…

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