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第305話
「…うん。一緒に行きたい。
その前に…思い切り抱かせて。」
「翔…歩けなくなるのはゴメンだからな。
手加減して…」
わかったとばかりにキスされ、あとは俺の弱いところばかりを責めてくる。
うなじも、尖った胸の粒も、内腿の柔らかいところも…
身をよじって悶えるように腰を揺らし、翔を誘う。
それに煽られてか、翔の責め方も激しくなっていく。
全身を舐められて、息も絶え絶えにイキそうになっている、そんな俺を楽しそうに見下ろしている翔は、いつもより…ドS全開だ。
「どうした、智?もう、イキたいのか?」
先走りでぬるぬるになった俺自身を上下に扱きながら、それでも根元はしっかりと押さえ、簡単にはイカせてくれそうにない。
「あっ、あっ、翔…お願い…出させて…イかせて…お願い…」
涙ながらに訴えても、翔は黙って笑うばかりで、時折真剣な目をして「愛してる」とささやく。
「智、ドライでイけるかな?イかせてやる。
ちょっと意地悪するよ。お仕置きだ。」
そう告げるといきなり後孔に自分のものを突っ込んできた。
ひいっ
あまりの凄まじい快感の衝撃に目の前に星が飛び身体が震える。
俺の愛液は出たくてたまらないのに堰き止められて逆流しているようだ。
射精感がいつまでも続き、絶頂が止まらない。
「ああっ、あっ、あっ、あっ」
ただ喘ぐ声だけが口から漏れ、ヒクつく身体を押さえきれない。
「智…すげぇな…エロい…たまんねぇ。」
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