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第325話
「くっ付いて…寝よ?」
思いっきりかわいく言ってみた。
「うっ…智…かわいい…俺、もう鼻血出そう…」
がばっと抱きついてきた猛獣の頭をよしよしと撫ででやって、両手を首に回して抱き返した。
風呂上がりの少ししっとり湿った肌から、ボディソープの香りに混じって、翔の雄臭い匂いがする。
すんすんと鼻を鳴らしてその匂いを吸い込むと
「智…なんか変態くさい。」
「お前に言われたくないし。お前の匂い好きだから嗅がせろ。」
ぴったりとくっ付いて、なお鼻を蠢かす。
安心する、大好きな匂い。
俺って、匂いフェチだったっけ?
ん?当たってる…また、デカくなってる…ヤバい。
翔と俺のモノが擦れて刺激され、翔のはまたガチガチに硬く、大きく育ち、臨戦態勢・準備万端・用意周到・活気凛々…という四字熟語がなぜか俺の頭に浮かんできた…
「翔…それ、なんとかならない?」
遠慮がちに尋ねると
「お前がかわいいから無理っ!!」
と即答された。
「順調にお育ちになってらっしゃるところ、大変申し訳ないのですが…
今日これ以上ヤったら、俺のアソコ、ガバガバになっちまう!それはヤダ!!
だからさ…
一番…手でする
二番…口でする
三番…素股
さあ、どれ?」
「えーっ…じゃあ…三番のス・マ・タ。」
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