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第327話
もう、完全にやられちゃってるな。
俺も大概だ。
何やってもかわいい俺の駄犬。いや、ダーリンだ。
同じ『だ』でも えらい違い…
「これからは意識のない時にしないで。
一緒に気持ちよくなりたいから。」
「さーとぉーしぃ…ヤったのはその時一回だけだよぉ。
反省してます。ごめんなさい。」
あー、バカな犬ほどかわいい…
ゆらゆら揺れるソレを両手で捕まえて、先端にちゅっとキスをした。
びっくりする翔の頬を両側から挟み、天使のような微笑みで誘う。
「じゃあ、お望み通り…三番…シようか…」
翔は大きく目を見開いて、こくこくと頷くと、また一段と大きくなったモノも一緒に頷いていた。
その先端からとろりと透明の液体が溢れている。
うわぁっ
ころりと仰向けに寝かされて、そのままうつ伏せに…と思ったら膝を曲げられ四つん這いにされて…尻を撫でられる。
抗議しようと振り向いて
「翔、ちょっと乱暴…」
と言いかけてどきりとした。
オスの猛獣と化した翔がそこにいた。
しまった…また煽ったか…
その目を見据えて釘をさす。
「翔、わかってるよな?『や・さ・し・く』
いいな?」
『わかった』とでも言いたげな瞳が近付いてきておデコにキスをされた。
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