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第353話
でも…今、真っ昼間のランチタイムなんだけど…
男三人でエロトークに花咲かせてるって…
まるで居酒屋で盛り上がる女子会みたいだよな…
峰は僕と瑞季君に詰め寄られ、仰け反ったまま顔を真っ赤にして、視線がウロウロと泳いでいる。
「言わなきゃ…ダメ?」
「「ダメっ!!!」」
一瞬の沈黙の後、はぁーっと大きく溜息をついて
「アイツには言うなよ」
と前置きし、小さな声でボソッと呟いた。
「…かわいすぎて、愛おしすぎて…虐めて啼かせたくなる。」
ん?なんかどっかで聞いた台詞。
「『コイツは俺のモノだ』っていう…んー、所有感?やっぱ征服欲か?
男だったらそうだろ?お前らもそうじゃないのか?
逆に仕掛けてきてくれたら、もうそれだけで泣きそう。あ、でもそれは時々でいい。基本的に責めたいじゃん。
喘ぎ声とか、泣き顔とか、もう、愛おしすぎて堪んないよ。
どこ触ったら感じてくれるか…とかさ、弱いところ探って見つけて、サイコーに気持ちよくしてやりたいって思うわけ。
とろとろに蕩けさせて、俺なしでは生きていけないくらいに俺に溺れさせてやるって。
男同士だから、どこ触ったらイイトコかなんて、大体わかるじゃん?
あ、モチロン俺だって一緒に気持ちよくなりたいんだよ。
逆に俺が聞きたいよ。
抱かれてる時、何考えてんだ?って。」
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