「智…ちょこっとだけ…ちょっとココ…なでなでするね…」 翔は右手で握り込んだ俺自身を上下に擦り始めた。 「うわっ、翔！あんっ！何やってんだよっ！」 後ろからがっしりと抱え込まれていて、身を捩(よじ)って抗っても、翔はビクともしない。 左手は俺の上半身に巻き付き、その指先は胸の粒を弾いている。そして喉元を首筋を…舌先が這い回る。 三カ所を同時に責められて、既にぐしょぐしょに濡れていた俺は我慢できず、早々に白濁の愛液を吐き出した。 「はあっ、はあっ、はっ」 「ちょっと…撫でただけだからね…次は…こっちだよ。」 右手で受けた愛液をたっぷりと下の口に塗りつけられ、 ぬぷぬぷ と指を出し入れされ始めた。 「あっ、翔っ、あぁん、イヤだ…もう止めてよ…」 口ではイヤだと言っても、身体は翔を求めていて、中に受け入れて擦り上げられ、奥まで貫かれるあの快感を思い出して、お腹の奥がきゅうっとなった。 翔の指の侵入を許したソコは、くちゅくちゅとイヤらしい音を立て、いつの間にか三本の指を受け入れている。 中指が俺の感じるところを弄り始めた。 「いやぁーーっ！そこダメっ！あっ、あっ、イっちゃう！ダメーっ！」 脳天から突き抜けるような凄まじい快感に、涙を流しイヤイヤと首を振りながらも腰を振る。 …完全に墜とされた。