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第440話

「なんで!?気持ち悪いなんて誰が思うの? ううん…最高!!もう、感動して泣きそう…って言うか、もう…見てるだけで…イきそう… 智、綺麗だよ…俺のために、着けてくれたんだね。 俺、こんなの履いてほしいって思ってたんだけど、拒否されそうで言えなくて…あぁ、もう、お前かわいい!!」 翔は感極まってふるふる震えながらも俺にキスをし、下着のラインを指でなぞってうっとりとしている。 指先から翔の想いがなだれ込み、下着の中の俺自身がぴくりぴくりと反応している。 それは次第に窮屈そうに大きくなり、じゅわりと溢れ出した先走りが、白いレースにシミを作り始めた。中はきっとぐちゅぐちゅになっているだろう。 俺の反応を見つけた翔は、いきなり下着の上からはむはむと愛撫し始めた。 「ああんっ!」 熱い吐息と布越しに食まれるもどかしさに、俺の腰が揺れ始め止まらなくなってきた。 キツイ…下着に押し込められている俺自身が、早く解放してと訴えている。 涙目で訴えると、翔はその繊細なレースの両端を持って、少しずつ浮かせながらずらしていった。 はしたなくも屹立したそれは、下着の隙間からぴょこりと飛び出し、ぬめぬめと光る淫汁を纏っていた。 自分のものなのに違う生き物みたい…ぼんやりと考えていると、レースの小さな布は片足だけ脱がされ、左の膝に絡まっていた。

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