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第441話
「なんか…エッチでいいな…智、キレイだよ…
俺の嫁は最高にキュートでいじらしくって、セクシーで、俺を煽る天才だな。」
ふふっと笑い、余裕を取り戻した暴君は、ぴくぴく震える俺自身を握り込んだ。
ひゅぅっと喉が鳴って、そこに意識が集中した。
熱い手で撫でさすられ、時折先の穴をグリグリと責められる。
自分の手では叶わない快感に支配され始め、吐息は溢れ続け、縋るシーツは指先を滑る。
「かわいい…智…もっと俺だけのために乱れて…」
耳元で悪魔がささやき、侵入してくる滑った舌先を拒めない。ダイレクトに響くぐちゅぐちゅという音にも過敏に反応して、身体が痙攣したように跳ね上がる。
「ああっ…翔…俺を 俺を…壊して…」
既に力が抜けきってやっと上げた腕を翔の上腕に絡ませて、思わず口走っていた。
「ちっ、お前って奴は…どれだけ俺を煽るんだっ。」
切なげに揺れた瞳に炎が灯ったのが見えた。
下半身が生温かな滑ったものに包まれたと思った瞬間、それに扱き上げられ、やっとそこで口淫されているのに気付いた。
恥ずかしくて翔の頭を押し退けようとするけれど、力の入らない手は翔の頭を撫で、髪の毛を弄るだけ。
口を窄め強弱をつけながら、舌先でカリをや鈴口を刺激する…何度も抱かれ、弱いところを知られてしまって、こんなテクには抗えず、呆気なく翔の口の中に白濁の液を吐き出してしまった。
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