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第469話

「…ごめん…なんかいろいろメンタル弱くなって…俺、こんなんじゃなかったのに。 お前がいないと…不安でしょうがないんだ。 …責任取ってくれよ。」 俺の胸元をぎゅっと握って甘えるように智が訴える。 「当たり前じゃないか。全部丸ごと受け止めるって何度も言ってるじゃないか。 お前は俺のもんだから。嫌だって言われても無効だぞ。」 ちゅ っと大きな音を立ててキスをして見つめ合う。 「すぐお前を食っちまいたいけど、腹が減っては戦はできねーからな。 先に腹ごなしして…抱いてやる。」 今夜のことを思っているのか気不味そうな智と向かい合い、さっさと食事を済ませた。 酒も…今夜は止めた。 突然智が 「あっ!橘さんに電話っ!!」 慌てて電話をかけ始めた。 「こんばんは。相沢です。すみません、甘えてご迷惑おかけしてて…今大丈夫ですか? はい、はい、本当にありがとうございます。 あ、遙さん…あの…例のアレ…ありがとうございました。 うっ…いや、その、ううっ…はい。 ええ、はい。 あ、凛!お利口にしてるか?え?ドレス?4回も着たのか? そう、よかったな。 うん、明日迎えに行くから。 え?来なくていい?何だよ、それ。 あ、ちょっと待って。翔に代わるよ。 はい、翔。」 「おっ、凛!お利口か? うん、うん、大丈夫だよ。 えっ?何だよ、それ。 うん、うん、わかったよ。 なぁ、橘さんに代わってくれ。 あ、五十嵐です!いろいろご配慮頂いてすみません。ありがとうございました。 はい…はい。 隼人さんにもどうぞよろしくお伝え下さい。明日こちらを出る時にまた連絡させて頂きます。 よろしくお願い致します。」

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