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第475話

濡れた指で後口を押し当てると、先程十分に舌で解し、連日の愛撫ですっかり柔らかくなった穴にすんなりと飲み込まれていき、こりっと当たった瞬間、智の身体が跳ねた。 「あっ、いやぁっ、ああっ、あっ」 イイとこにヒットした。智の身体を知り尽くした俺は必要にそこを攻め立てた。 俺の腕を掴み、身悶える智が美しくて止められない。 幾筋もの涙が流れ、掴む力も弱々しくなってくる。 力を失いずるりとシーツに落ちた手を取り、指と指の間をしゃぶると、声にならない吐息が漏れる。 「…早く…早く…翔がほしい…」 吐息交じりにささやく小さな声が、俺の欲情に更に火を付けた。 「…挿れるぞ。」 ローションをたっぷり手に取り、もう息も絶え絶えに感じまくっている智の蕾と勢いよく立ち上がる自分のものに馴染ませ、膝を折り曲げ、腰にクッションをかませてから切っ先を差し入れると…中は引っ張り込まれるようにして飲み込まれた。 「あうっ」 智が仰け反った。 一気に埋め込まれたソレは、根元までずっぽりと収まり、お互いの茂みがローションでじょりじょりと濡れそぼり擦れていた。 隙間なくぴったりと俺の形になっている智の中は暖かく、吸い付くようにきゅうきゅうと俺の楔を締め付けて食い千切られそうだ。

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