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第496話

「…何だよ…スローに腰に優しいセックスしてやろうとしてんのに。お前は破壊兵器かっ。 …そんなにコレが欲しいのか?」 翔は入り口のギリギリまで抜くと、一気に猛った楔を突き入れた。 「ああっ!?」 お腹の奥から甘い快感が瞬時に沸騰し、俺は呆気なく白濁の液を吐き出してイってしまった。 「えっ?…俺…イっちゃった??」 目を大きく見開き、小さな声で尋ねると 「うん。イっちゃったな。かわいい、智。 そんなによかったんだ。俺、うれしいな。」 髪の毛を撫でながら鼻先にキスされ、イイ子、イイ子と褒められるものの、突っ込まれてすぐイくなんて…どうして褒められるのかわからず、恥ずかしくて目を瞑って横を向いた。 「俺のでこんなに気持ちよくなってくれるなんて。 最高だよ、智。俺はお前ん中凄すぎて必死で耐えてるんだぜ。 とろっとろになるまで我慢するつもりだったのに。 もう、無理だ。さっきからこんなかわいいお前を見せられて我慢できない。 …動いていいか?」 そっと目を開けると、翔の目が愛情と欲情とで揺れていた。 「…お前の望むように…抱いてくれ。」 ふっと微笑んで唇を舐めるようにキスすると、俺の吐き出したものを結合部に擦りつけて、腰を掴むとゆるゆると動き始めた。 イったばかりの俺の身体は、少しの刺激さえも拾い集め、身体がびくびくと跳ねっ放しで。 口からはいやらしく甘い声が溢れ続け、時々喉を反らせて高い声が上がる。

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