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番外編:バレンタイン・キッス⑥

翔は俺の胸の粒の周りに、ちょんちょん とクリームを絞り出し、既に硬くなっている粒の上にイチゴを乗せた。 「んっ…翔っ!ばかっ!止めろって!」 冷たくてぬるっとした感触に、ぶるっと身震いした。 と同時に甘い匂いが鼻を擽る。 ふふっと不敵な微笑みを零した翔は、イチゴとクリームごと赤い粒にしゃぶりついた。 「んんんっ!んやっ!」 「今度は…ここっ!」 半勃ちになった俺自身に、丁寧に見事なデコレーションを披露し始めた。 熱く滾る俺自身に冷たいクリームが乗せられていくが、その熱でクリームが少しずつ溶け始める。 とろり 溶け落ちるクリームが下生えに溜まっていく。 「あっ…止めてってばぁ…翔、やだぁ…」 翔の舌がその溶けたクリームを追いかけて、俺の竿の根元をぺろぺろと舐めた。 「ひゃあっ」 変な声出た…擽ったい。ばか。こんなベタなことするかっ? 思わず身を捩って翔を睨みつける。 翔は俺の非難の視線を物ともせずクリームのついたところを全て舐めきると、今度は立派に育った自分自身を片手に持ち、器用にクリームを絞り飾り始めた。 え?何やってんの?おい…まさかと思うけど、それを俺に食わせる気か? 最後に切っ先にイチゴをちょんと飾って 「はい、完成っ!さあ、智、召し上がれ。」

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