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お月見
今俺たちの部屋のキッチンは大騒ぎ。
美陸に指示されてたまたま部活が休みだった果林と最近仲良くなった数名であれでもないこれでもないと小動物がじゃれてる
俺と乙矢さんと小動物たちのパートナーですすきは用意して団子が出来るのを待ってる。乙矢さんは今日は大学終わりにわざわざ来てくれたのだ。
「乙矢さん。」
「おそらく俺と同じこと考えてそうだな…」
「「可愛い」」
ちなみに最近仲良くなったのは今年からクラスが一緒になった奴らでみんないいやつだ
それぞれ紆余曲折あって結ばれた奴らだ。
「できたー!!」
やっと納得いったのか戻ってきた。
それぞれ自分のパートナーの元へ行き各々いちゃついてる。
もうすぐ月が顔を出す
わーわー騒ぎながらその時を待つ。
「ほらほら!!!お月様が顔だしたぁ!!なーちゃーん」
「そんな叫ばなくても聞こえてる。」
後ろから美陸を抱きしめながら耳朶へ口づけた
「ん…」
「やらしい顔…」
「みんないるのに…」
「みてねぇよ。それぞれ自分の世界だ」
そう言って微笑むと更に頬を染めた美陸。本当に…堪らなく愛おしい。
「月が…綺麗ですね」
「…なーちゃん…ふふ…死んでもいいわ」
くすっと、二人で笑い美しく俺たちを見つめる月をただ静かに見つめてた
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