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第4話
ちなみに本来の俺の姿はというと本当の父が日本人ではないため、髪は淡い茶色のストレート。自慢じゃないけど天使の輪がある。瞳の色も髪と同じく淡い茶色。目は少しタレ目がちのくっきり二重。優しそうらしい。その目の下には泣きぼくろがある。
まぁそんなことはどうでもいいとは思うけど。
そうそう。経験がどうのって話についてだが、中学生といえば思春期…いろんなことに興味が出て来るお年頃ってことでやらしいことに興味が出て来てしまったのが中2の秋だったと記憶している。
世間一般的には遅い目覚めだったかも知れない。
興味はあるもののいかがわしい本や映像を見るのには顔の出る仕事だったために抵抗があった。でもやっぱり溜まって来るものは溜まってくるので自慰をして過ごした日もあったが何かが足りなくて悩んでいた。
そんな中たまたま現場で一緒になった先輩がいかがわしいことをしてくれるまぁ言わば風俗を紹介してくれた。
この業界にいると表立ってそういうことが出来ないために業界人専用の店が数店あるとのことだった。
有名俳優はもちろんのこと恋愛ご法度なアイドルまで幅広く相手をしてくれる。たまには吐き出さなければいらぬ行動を起こしかねないため希望があれば年齢を問わず利用可能だそうだ。
そんなこんなで初めてそのサービスを利用した時の相手は女だった。女なんて無理と思っていたがそこはプロ。その気がなくても元気にはなるものでその日好きでもない女で童貞を卒業した。
それでも足りなかった俺はその次の日今度は男をお願いした。自分は男が好きではあるが攻めるほうなのか受ける方なのかまだわからずやって来た男に犯されてみた。昨日の女とは比べ物にならないくらい興奮した。
同じ男だからかいいところを全て知っているようなその男のテクに溺れた。何度貫かれて達したのかわからないくらいドロドロになっていた。
でも自分がされるだけじゃなくしてみたい。それでダメなら自分は受け手なのだろう。そう思い別の日別の男を付けてもらった。やり方は最初の男の行動を完璧に記憶していたので困らなかった。
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