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第18話

忙しすぎて溜まるに溜まった欲望を発散させるため久しぶりに呼ぶことにした。 待ってましたとばかりに多くのキャストが名乗りを上げたようだが今回は初めてのキャストを呼ぶことにした。 そいつにとっても登録して初めての仕事になるらしい そいつを呼んだ理由は特にはない。 程なくして部屋にやってきたそいつを見て息を呑んだ。 「初めまして。malice de l'angeからきました。陵です」 「あ…宜しく…」 「あの…?」 中々部屋に上げない俺におずおずと話しかけてくる。 「お気に召しませんか?チェンジは可能ですが…」 切なそうに瞼を伏せる姿が居た堪れなくて 「いや…。どうぞ」 部屋に上げた。 なんでこんな店にこいつがいるんだろう…なんで働く必要があるんだろう…趣味なのか? ていうかこの店キャストは18未満はダメだったはず…てか高校生はダメだったはず… よく見知ったその相手は大企業の御曹司でいつも誰かに囲まれて居て…いつも綺麗な笑顔でいる… ………華陵院 朝陽

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