28 / 690

第28話

「え…っと…」 「決められないならどっちもしちゃいましょうか。頑張ってくださいよ。俺がリードするので」 「ん…が…頑張る…」 「いい子ですね。じゃあ先に入れちゃいますね」 誰からも触れられたこともない後ろの蕾に舌を這わせる。堅くキュッとしまった其処を優しく舐め、徐々に割り開いていく。 「痛くないですか?」 「ん…あ…なんかぞわぞわする」 「いきなりは痛いので少しずつ馴らしますね」 部屋に備え付けてあるローションを蕾の入り口へ垂らす 「ひゃあ…」 「冷たかったですか?直ぐに温まりますから我慢してくださいね」 グチュグチュと卑猥な音を立てながら先ず一本、指をゆっくり挿入していく 「痛いですよね?」 「ん…ん…大丈夫だよ」 長い時間を掛け柔らかくしたそこへ二本、三本と指を増やしていく。 「指三本も咥えこんじゃってますよ。やらしいです。苦しくない?」 「苦しい…でもそれよりも嬉し…」 中で少しずつ指をバラバラに動かし朝陽さんのいいところを探る。 「あぁぁぁ!!!」一際甲高い声をあげた部分をしつこく攻める 「せいくん!!せいくん!!いやぁ…ん…あぁぁぁ!!!せいくん!」 何度も呼ぶ朝陽さんの声は厭らしく俺の理性を壊すのは簡単だった 「朝陽さん。もう我慢できません…いいですか?」 「あぁぁぁ!!んあっ!あー!せいくん早く!はやくせいくんと繋がりたい。せいくん!頂戴!!」 叫び声に近い声で喘がれた時ぷっつり何かが切れた気がした 「朝陽さんが悪いんですよ!もっと優しくしたかったのに」 指をずるりと引き抜きその時も甲高い声で喘ぐ 「いきますよ」 ゆっくり自分をあてがう。少しずつ少しずつかなりの時間をかけ蕾の奥へと進む。 「も…入った?」 「まだ」 時間を掛け奥まで到達した俺は朝陽さんの良いところを掠めながらゆっくりと律動を始める。 徐々に速度を上げ朝陽さんの可愛い声とともに同時に果てた。 全てを吐き出し出ていこうとすると 「ま…って…もう少し…もう少しだけ…僕の中にいて…」

ともだちにシェアしよう!