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第149話
朝陽side
自分の意思とは関係なく身体中が熱く、中心部は立ち上がり、存在を主張していた。
「とても綺麗だよ。朝陽」
恍惚とした表情を浮かべ胸の突起を弄びながら中心部を撫で回す。
体はどんどん熱くなり果てる
「気持ち良かった?まだまだこれからだよ」
強制的に吐き出される欲望はとどまることを知らなかった。
何度も何度も繰り返される行為に意識を手放そうとするがそうさせないとばかりに鋭い痛みが走る。
体を切りつけられていた
「白い肌に真っ赤なライン。とても似合うよ朝陽。ほらそろそろいい声聞かせて」
どんなに高ぶっても必死で声を出さぬようきつく唇を噛みしめ耐えていた。声を出してしまうと自分が自分で無くなりそうでとても恐ろしかった
「そっか。足りないんだね。じゃあそろそろ僕のを入れてあげる」
慣らされることもせず無理矢理に捩じ込まれたそれは強い痛みを伴う。
「あっ…」
思わず漏れた声に男は笑う
「可愛い声…もっと聞かせて」
体が張り裂けるように痛い。嫌なのにその痛みまで快感となる。
「いたっ…痛い…」
「これが気持ちいいんでしょ?素直になりなよ。もうイク…」
男は僕の中に欲望を吐き出した。
そこから抜かぬまま再度揺さぶる。
「朝陽のここきゅーってして俺を離さないよ…そんなに俺が欲しかったんだね」
違う違うと首を左右に降ることも煽ることにしかならないようだった。
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