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第162話

朝陽side 妖しく笑ったせいくんは僕を抱き締める。 「朝陽さん…繋がりたい…」 甘い声で耳元で囁かれると僕も我慢が利かなくなる ベッドに腰かけたせいくんの上に股がる。 さっきイったばかりなのにすぐに立ち上がるそれを自らの中に押し込んでいく。 久し振りの感覚で苦しい…でもそれよりも悦びが勝っていた。 せいくんに負担がかからないよう必死で動く。 自らのいいところにせいくんのそれを擦り付けながら律動を繰り返した。 「朝陽さん…可愛い声聞かせて」 「だ…め…っ…ん…はぁ…はぁ…」 せいくんが突然下から突き上げる。 「あっ!」 さっきより高く大きくなった自分の声。驚き掌で口許を押さえた 「可愛い…」 「せいくん…まだ体きついんだから動かないで…僕がうごくからぁ…あんっ…」 「こんな乱れる朝陽さん見て我慢なんて無理です…んっ…」 「だめ…退院伸びちゃうよ…んあっ…あんっ…」 「そっ…れは…やだっ…なっ…あっ…」 「…あっ…も…イっちゃう…」 「俺も…一緒にいきましょう…」 せいくんは僕の中に僕はせいくんの掌に白濁を溢した 「朝陽さん…沢山出ましたね…」 「せいくんだって…」 「早く家帰りたいな…」 しばらく余韻に浸る。幸せだな… その日察した悠紀さんに注意を受けることとなった… それから3ヶ月。やっとせいくんの退院許可が降りた。 せいくんの刺された傷はずっと消えないそうだ…

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