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第177話

朝陽side せいくんが旅立って半年。 仕事が忙しくて考える暇なんてなかった。 いざゆっくり考えると涙が溢れる プロポーズされたのはとても嬉しかった。なのに今近くにせいくんはいない だからって他で紛らわすなんて考えもつかない 「朝陽くん」 「お疲れ様です。蘇芳さん」 「お疲れ様。最近元気ないね」 「ちょっと寂しくて」 「星夜いないから?」 「はい」 「あいつかなり頑張ってるみたいだよ。この間天音がたまたま向こうで会ったみたいで」 「ハイ。頑張っているのはくるみさんから聞いています」 「自分で連絡はしないの?」 「声聞いたりすると寂しくなっちゃうから」 「切り替えて行かないと。仕事に支障きたさないようにね」 「はい。ありがとうございます」 「心配だな…一緒に飲みにでもいく?」 「土門さんも一緒にですか」 「もちろん。たまには息抜きしないとね」 「ありがとうございます」 初めてせいくん意外と飲みに行くのが楽しみでその日は寂しい思いをしなくて済んだ

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