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第195話

翌日俺は発った。 まだ眠り続ける先輩のことが気掛かりではあるし不安定な朝陽さんを残していく不安も大きい… でも、俺の姿が見えることで罪悪感をさらに強くしてしまったら苦しい… 大きなことをいっておいて向かい合うのが怖くなってしまったのかもしれない 朝陽さんを失うことは俺を失うこと… だけど…今のままでは側にいられない… 悔しくて苦しくて涙が流れた 戻ると俺は仕事と勉強に没頭した。 月に一度水琴さんから手紙が届く。 未だに不安定ではあるが直後より随分と落ち着いたと聞き安堵する。 先輩は俺が経った数日後に目を覚まし朝陽さん以上に発狂していたという言葉を読みながら拳を握る…

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